罰ゲームが呼ぶ幸せ【Q/K】

２７５「もう離さない…ずっと側にいて…ずっと……僕だけのものでいて」fkr ページ11

⚠幸せを呼ぶ罰ゲーム【Q/K】過去にこちらに投稿した『弱い僕と強い君』の続き･･･(？)(読んでなくても大丈夫!!)
Twitterの方にも間のお話を投稿してます♪






8:42








無機質な電子板が示す数字。
普段ならすぐに視線を外す。









でも今日はそわそわ周りを見渡したり、時計を見たり。









あと、あと3分。









あと3分で、やっと、やっと言える。









入念に準備もした。
指輪は重いかなってネックレス。









それも重いかなって思ったけどAに似合いそうだったんだから仕方ない。









8:44




・
・
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8:45









あ、いた。
大きなキャリーバッグを持ったA
寧ろキャリーバッグに持たれてるんじゃないかってくらい、久しぶりに見たAは小さく見えた。









キョロキョロしてるけど、気づいてないな









トントン






「おかえり、A」









『ふくら!!ただいま！帰ってくるの伸びちゃってごめんね･･･』









俺の姿を確認した途端にぱっと顔を輝かせるA
やっぱりかわいい。
あぁ、好きだな。









「いいよ、ほら、荷物貸して」









レンタカーでむかえにきてる。
しばらくは俺の家に居候する予定のA









「ねぇ、寄り道していい？」









そう言って連れてきたのは少し高台になっている場所。
東京の景色が一望できる。
伊沢に教えてもらってからお気に入りの場所。









ここから飛行機を見て、Aのことをよく考えてたな









「ねぇ、Aちょっと目を瞑って」









そう言って、後部座席に隠しておいたネックレスを取りに戻り、









そっと、Aの細い首につけてやる。









ギュッ






「もう離さない…ずっと側にいて…ずっと……僕だけのものでいて」









Aの細い体を抱き締めれば緩く俺の背中にゆるく回される腕。









「A、留学する前からずっとずっと好きでした。俺と付き合ってください。」









✂ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー✂
曲パロから派生して3Partにわたって続いたお話。
どうでしょうか？
Aさんとふくらさんの結ばれたあとのお話も需要があれば書こうかな･･･

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