No.54 4日目 ページ18
4日目。今日はマルコと回る日だ。なんか頭がぼーっとする気がするけどただの睡眠不足だろう。そう思いつつ俺はマルコの部屋に向かい、ノックをしようとした時、いきなりドアが開く。
マ「おぉ、アドルフかよぃ。そんなところに突っ立っててどうしたんだよぃ？」
貴方『今日一緒に回る日だったろ？だから迎えに来たんだけど、そしたらマルコが出てきたってわけ。』
マ「そういえばそうだったねぃ。じゃあ必要な物資を買いに行くよぃ。このリスト見ておくんだよぃ」
そう言って渡された紙には上から下までびっしりと書かれていた。あほだろ！この量買うのか！？
マ「声に出てるよい。昨日もナースたちの買い物手伝ったんだろうよぃ。そんくらい力あればできるよぃ。」
こうして俺は買い出しに駆り出された。まぁでもマルコと話しながらだったから荷物が馬鹿重いって事以外は苦痛じゃなかったけど。
(数時間後…)ようやく終わったーー！今の時間は……PM3:00！？ちょー疲れたしか言えないわ。そう思っているとマルコがコーヒー持ってきてくれた。
マ「お疲れ様よぃ。こんなに早く買い出しが終わったの初めてだねぃ。」
貴方『そりゃああの量の買い出しはかなりスタミナがないときついぞ。』
マ「確かにそうだねぃ。じゃあ聞くが、なんでアドルフはあんなにスタミナがあるんだよぃ？」
貴方『昔さ、力仕事とかしてた時期があって。その時は1日中働くのが当たり前だったからそれで体力ついたんだろうな。』
今言ったことは本当だけど、抜けてる部分はいくつかある。捕まっていてほぼ奴 隷だったこと、力仕事のほかに暴 力にも意識を失わないように耐えなければいけなかったこととか…。数えたらきりがないからこれくらいにしとくけど。
マ「なるほどねぃ。じゃあ他の奴らにもかなり仕事やらせたらスタミナつくかもしｒ貴方『そこまでつかないと思うよ。』…随分食い気味だねぃ」
しまった。出しゃばりすぎた。ただ、こればかりは俺ぐらいスタミナつけるとしたら本当なんだけど。俺ぐらい付けるってことは、
人間扱いされないくらい働くことが前提だから。
こればかりはもう他の人には経験して欲しくないことだな。
貴方『まぁ、多少なりはスタミナつくだろうけど俺くらいは無理だろうな。だっておっさん率高いじゃん。マルコもそうだけど』
マ「余計なお世話だよぃ！」
あ、頭ボーっとしてて余計なこと言っちゃった。まぁ、しゃーない！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 172人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
亜月 - めっちゃ好みです！応援してます！ (2021年4月22日 22時) (
レス) id: 670a53b6c0 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - めっちゃイゾウがイケメンすぎて…!!!気になって1から全部読んできました！w無理のないように更新頑張ってくださいね！ (2021年3月20日 15時) (レス) id: 3f1cc56245 (このIDを非表示/違反報告)
麗蘭 - 凄く続きが気になる作品ですね！夢主ちゃんのこれからがすっごく気になります！笑更新頑張ってください！ (2021年3月8日 23時) (レス) id: 3f1cc56245 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Cara | 作成日時：2021年2月23日 11時
