クソチャイナ娘の姉貴は俺の獲物【沖田総悟】

Battle_101 ページ13

俗に言う、押し倒されてる態勢で。





無言のまま静かに見つめ合った。




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「なァ……



お前、なんかあったか？」





おもむろに口を開いたのは沖田。







なんか…？







「なんでそんなこと」






そのままの態勢で問い返した。









いや、なんでっつーか…とあたしの手首を押さえつけてる力が少し緩められる。








「Aの目に、緊張が見える」









緊張が…見える…？






徐々に目を見開いていく。








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見透かされてた。





たぶん、言い逃れすることはできない。




ていうか、あたしがこの瞳から逃げられない。



静かなのに、奥には熱いものが燃えたぎってるその瞳から、目をそらせない。






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「そりゃそうじゃん！


だってジミーさん捕まったままなんだよ？！



あたしはそりゃ隊士じゃないけどさ、毎日会って話して、地球に来て戸惑ってたあたしを受け入れてくれた、大事な仲間なの！

その人が行方不明なんて言ったら、そりゃ緊張するし心配するわぼけ！」







こうなったら言ってしまえ。









「だけど土方さんや近藤さんは、裏にもっとデカい組織がいるかもしれないから容易には動けないって言ってるし！


つーか、どこぞの1番隊隊長様とかふつーに寝てるし！


緊張どころか普段通りすぎてびっくりする！」






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一気にまくし立てて、ぜぇ…、と息切れ。





______なんかちょっと泣けてきたし。





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すると、頭上からﾊｧ…とため息。








キッと睨むと、呆れた顔と目が合った。







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「馬鹿か、てめェは」






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「バカ？」





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「心配なんざしてたまるか。




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ザキはこの程度で殺られるタマじゃねェだろ。





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真選組随一の監察舐めんな」








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そう、確かに、



はっきり言ってのけた。

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