Battle_468 ページ27
ちゅ…ちゅ…、と何度も啄むようにキスを降らす。
ずっとAは身体を固くしたまま。
.
…もっと、Aが欲しい。
ちゅ…っ、とAの唇に吸い付いたあと、舌でつんつん、と閉じられた唇を突くと、
「ふぁっ?!」
驚いたのか口を開いたからその隙に舌を突っ込む。
小さく引っ込められた舌を見つけて、絡め取る。
「…ふっ」
小さく息を漏らした姿にニヤリと笑みが溢れた。
ときどき上あごをざらりと舌で撫であげれば「んっ、あっ」と甘い声。
……もっと、聞きたい
「もっと声…聞かせて?」
舌を縦横無尽に暴れさせる。
吸って、舐めて、からめて。
「んっ、ふぁっ、やっ、」
「…はっ」
「お、きた……やめっ」
小さく俺の胸を押し退けようとする手も、力が抜けてるのか、ただ非力なだけ。
俺の嗜虐心を刺激するだけだ。
「総悟、って、呼んでくだせェ」
Aに「総悟」と呼ばれると、身体がふわふわする。
ただのありふれた自分の名前なのに、それがすごく特別な、この世にたった一つしかもない奇跡のように聞こえる。
その感覚が、たまらなく好きだった。
「んあっ、そ、そうご…っ、はっ」
「……っくそ」
普段の凛としたAとは全然違う“オンナ”の声も、
くちゅり、と鳴る水音も、
全てが俺を昂らせる。
.
.
ああ、君を俺だけのものにしてしまいたい。
もう、きっと、一生、
俺ハAニ溺レル。
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ての(プロフ) - ほんとにほんとに初めから最後まで素敵なストーリーで定期的に全て読み返しに来てしまいます!今もなお修正などこの作品を大切に残して頂けて嬉しいです!ありがとうございます!! (2020年3月12日 17時) (レス) id: 892b9edcae (このIDを非表示/違反報告)
レミリア - 内容が、ヤバイぐらい、キュンキュンしてた(//>∀<//) (2019年7月15日 0時) (レス) id: 16253bb5bd (このIDを非表示/違反報告)
あおい - 最高でした!終わるのが悲しいです.. (2018年11月24日 15時) (レス) id: e8f3408ea6 (このIDを非表示/違反報告)
〇 - カイなのかリクなのかソラなのか、ごちゃごちゃになってますよ! (2018年6月15日 2時) (レス) id: 9c5cfdf043 (このIDを非表示/違反報告)
琴菜 - 面白かったですっ!お疲れ様でした! (2018年2月26日 3時) (レス) id: e179cd3389 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひより | 作成日時:2015年11月28日 15時