Battle_466 ページ25
*沖田side*
「ただいま!総悟!」
抱きついてきたAを受け止めて、抱き込む。
いくら強いと言えど、やっぱり小さな身体。
愛おしさがこみ上げて、うなじに顔を埋めた。
そのまま、聞こえても聞こえなくてもいいような声で囁いた。
.
「…俺も不安だった、つったら、笑う?」
「不安?」
ぴくり、と僅かに揺れた身体。
「そ。不安」
「なんで不安になるの」
腑に落ちない、と思ってるのが顔を見なくても分かるような声。
分かりやすい女、と小さく笑って口を開いた。
「てめェのことは信用してたぜ?
してたけど、まぁ、なんつーか、その。
神威のヤロー、まぁいいヤツだろィ?
お前限定で。
もしコロッと口説き落とされて、屯所帰って来ない日がいつか来たらどうしよう、とか、思ってた訳でさァ、これでも」
こんな喋り方、らしくもない。
らしくもないって、俺でも分かるけど、どうしても言うのが恥ずかしかった。
不安な気持ちを曝け出すなんて、姉上に対して以来で。
不器用なまま育っちまった俺には到底ハードルの高ェ所業。
そこを察してください、Aさん。
そして黙りこまないでください、一笑に付すぐらいのことしてください、Aさん。
「いや、ほんとにお前のことは信じて「それを信用してないと言うのではありませんか?」……」
.
.
やべえ、お怒りだ。
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ての(プロフ) - ほんとにほんとに初めから最後まで素敵なストーリーで定期的に全て読み返しに来てしまいます!今もなお修正などこの作品を大切に残して頂けて嬉しいです!ありがとうございます!! (2020年3月12日 17時) (レス) id: 892b9edcae (このIDを非表示/違反報告)
レミリア - 内容が、ヤバイぐらい、キュンキュンしてた(//>∀<//) (2019年7月15日 0時) (レス) id: 16253bb5bd (このIDを非表示/違反報告)
あおい - 最高でした!終わるのが悲しいです.. (2018年11月24日 15時) (レス) id: e8f3408ea6 (このIDを非表示/違反報告)
〇 - カイなのかリクなのかソラなのか、ごちゃごちゃになってますよ! (2018年6月15日 2時) (レス) id: 9c5cfdf043 (このIDを非表示/違反報告)
琴菜 - 面白かったですっ!お疲れ様でした! (2018年2月26日 3時) (レス) id: e179cd3389 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひより | 作成日時:2015年11月28日 15時