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私は逃げた·····
そして、人がいない場所に隠れた·····
このままだと
自分の命が危ない·····
このままだと·····
自分がおかしくなる·····
「はぁはぁはぁはぁ」
おもいっきり吸いたい息を
小さく小刻みに吸って息を整える·····
カタッカタッ
足音だ·····誰か来た·····
この足音は、敵だ·····
このままだと見つかってしまう·····
自分の息を、止めるように手で口を抑える·····
どうか見つかりませんように·····
「こっちにいないかなぁー」
「よく、くまなく探せ!!!」
「見つけたら·····どーしようかなぁー」
複数の声·····
複数の足音·····
これは·····見つかる可能性が大きい·····
どうする?
見つかったらどうやって回避をするのか·····
怖い·····
私の足は動くのか?
誰か助けて·····
本当に
どうして、私の本丸はこうなってしまったのだろうか·····
あの時もっとはやく気づいていれば·····
こんなことにはならなかったのに·····
「それはね君がいけないんだよ·····」
「あーーーるじ·····」
『絶対に元に戻してみせる。』
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作者名:ジュニア | 作成日時:2022年4月10日 19時