出来損ないだった彼は...

｢助けて欲しかった｣ ページ5

Aside
中原幹部からの一方的な暴力に耐えていれば重い拳に耐えられず気絶していたはずだった…

目の前に居る他の下級構成員のせいで意識戻っちゃったけどね

下級構成員1｢中原幹部もよくやるよなぁ｣

下級構成員2｢此奴が出来損ないだからだろ？｣
笑いながら僕を蔑む同僚達...

早く帰らせてくれかいかなぁ

下級構成員1｢お前Qの監視やれよ？これは俺たちからの命令な、破ったら酷い目に合わすからな？出来損ない君？｣

勝手な命令を残してどっかに行った同僚達を横目で確認しながら俺は一度与えられている部屋に戻った


部屋に帰れば血や砂埃等で汚れた服を脱ぎ、新しい服に着替える

目に写った縫いぐるみを持てば地下牢に向かう。

地下牢につけばQの牢屋の前に立つ

Q｢君は誰？僕は夢野久作、皆は僕のことをQって呼ぶ｣

A｢僕は...A...兄さん達は出来損ないって呼ぶ｣

久作｢何で出来損ないって言うの？君の苗字は？｣

言っていいのかどうなのか分からなくて悩んでいれば何かに気づいたのかどうかは分からないけど手を伸ばして僕の頬をぺたぺたと触ったり髪を触っては微笑んで

久作｢君、双黒の小さい方の弟でしょ？｣

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