出来損ないだった彼は...

憎んでいない ページ17

安吾side

織田作之助が生き返ったと噂で聞いた。

正直驚いた。もうあの3人...いや4人が揃うとは思っていなかった

今日分の仕事を全て終わらせたことを確認すれば織田さんが居る探偵社に入る

中島｢依頼人ですか？｣

安吾｢いえ、織田さんにあわせてください｣

織田｢安吾か...｣

安吾｢あれ、Aも居るじゃないですか｣

久し振りに会うAは最後にあった時より随分痩せていて目に光が無い

安吾｢A？どうしたんですか｣

側に行っても反応がない

織田｢Aは今...記憶喪失だ｣

安吾｢なんでですか...｣

織田｢俺と喧嘩した後敵の組織に記憶を書き換えられて...太宰が触れたら記憶が無くなったらしい｣

安吾｢な、なんで貴方はそうしたんですか!?｣

抑えきれず織田さんの胸倉を掴む

太宰｢まぁまぁ､事情を話すよ｣

〜

安吾｢説明は聞きました｡確かに兄を刺,すのはいけないと思いますがなんで突き放したんですか...Aが貴方に好意を持っていることを知っていでしょう｣

織田｢自分のために兄を無くすことを選んだAについ苛立ってしまったんだ｣

安吾｢普通､自分のことを愛してくれない兄と自分が好意を抱いていた人...迷わずに後者を選ぶでしょう？｣

織田｢あぁ...俺も後悔してる｣

安吾｢そうですか...後､Aの記憶はいつ戻りますか？織田さんが居ない間､Aは僕の仕事の話が大好きだったので面白い話持ってきたんですけど｣

織田｢まだわからない｣

友人→←俺のせいだ

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