だから恋は難しい (🧡)

☀️☁️ ページ10

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21時くらいになると、
仕事もほぼ終わって、

夕方に食べたハンバーガーで軽く胃もたれ。

胃薬飲もうとしたら、薬箱にはなくて

少し外を歩いてついでに薬局に行こう
思い立った。


仕事が終わった晴れやかな気持ちで
秋になりそうな澄んだ空気の街を歩く。

ああ、今日走ったらきもちいいだろうな。

そういえば康二くんのおうちこの辺だったな
なんて思い出す。

康二くんが住んでいるマンションはやっぱり高くて、マンションまでの道が分からなくても簡単に着いてしまった。

入り口もやっぱり普通の収入じゃ住めないような感じ。


わあ、なんか見なきゃよかった。
ハンバーガー女にはショックがでかすぎる。


足早にその場から離れようとすると


「あれ？Aちゃん？」


と、後ろから声がした。

ああその声は振り向かなくてもわかる。
なんか家まで来て軽くストーカーみたいじゃん。



「こ、康二く、」

気まずいながら振り返って。くん、まで声を発する前に
隣にいた男性と目が合った。

ん？

あれ？この人、

…絶対そうだ。目黒蓮だ。


口をパクパクしてると
「あ、」と康二くんも隣を見て「しまった」という顔をした。


「え？康二の知り合い？」

こっちを見てそう言う目黒蓮。

目黒蓮が私に喋りかけている。
え、やばいやばい、やっぱり超かっこいい。

やっぱり康二くんがジャニーズで働いているのは本当だったんだ。




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