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ぜひ！なんて言っちゃいそうになったけど
それよりも私の顔が真っ赤になってしまって
なにも言えなかった。
それに気づいた康二くんは
「…あ、コレ違ったわ、すまん。
冗談のつもりで言ったんやけど！！
よく、ほら、俺こんな感じやから冗談ってみんな思ってくれるやん、やから…」
と、恥ずかしそうに顔を真っ赤にして早口で言う。
なんだか必死な感じで可愛い。
でも冗談だったのか、と残念な気持ちも多少。
ランニングコースを３周して、この前のベンチに２人で腰掛ける。
１周が２・５キロくらいの距離。
いつもの私からしたら結構な距離を走ったけど、康二くんと話していたら本当にあっという間だった。
「楽しかったわー！ありがとなAちゃん」
そう言ってくれるから、私も嬉しくなった。
「あ、康二くん、お仕事ですよね」
「おー、もうそろそろ行かな」
仕事なのに一緒に走ってくれて嬉しいなあ。
たくさん話して彼の事もたくさん知ったはずなのに、もっとコレを聞けばよかったなんてそんな質問が今になってポンポン浮かぶ。
「遅いから、Aちゃんを送ってからな」
康二くんはそう言って、いつもの逆じゃなくて私の家の向きに歩き始めた。
「え、え？そんな！大丈夫ですよ」
「ダメよー。この前もちょっと心配やってん」
今日もマスクをしていて目の周りしか表情は見えないけど
すごく優しく微笑んだ。
結局、私のマンションまで本当に着いてきてくれて。
その間は聞けば良かったなあなんて思ってた事も延長戦のようにたくさん聞けた。
「あ、ここ？ほんま？俺ん家から結構近い」
「本当ですか？康二くんの家あっちの方？」
「うん、見えるかも知らん」
見えるわけないでしょ〜、と言おうとすると
康二くんはここからでもてっぺんが見えるくらいの高層マンションを指差して「ほら、あれ」と言った。
「え？あれ？」
「うん。あ！！流石にもっと階は低いで？！」
いやいやいや。
階が低くても、あそこに住めるって、
ジャニーズで働くって高給なんだと改めて実感する。
「今度、料理つくったるわ」
そう微笑むから
「康二くんの冗談見極め難しいですって」
と私もいうと
「これは冗談やないつもり…」
と眉を下げて困った顔をしていた。
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.(プロフ) - はじめまして！胸が痛むくらい久しぶりにときめく作品に出会えて嬉しいです😭😭今まで読んだ康二くんのお話で一番想像しやすくて可愛かったです、、、、 (2022年5月6日 20時) (
レス) @page31 id: f289fe40c0 (このIDを非表示/違反報告)
soda(プロフ) - ユキトさん» ありがとうございます😭リアコ感出せてよかったです〜😭😭！！嬉しい感想ありがとうございます🧡🧡 (2021年12月17日 3時) (レス) id: 4068a9564b (このIDを非表示/違反報告)
ユキト(プロフ) - めちゃくちゃリアコ感あって、キュンキュンして、昼休みなのに隠れて泣きました(笑)最高です♡ (2021年11月26日 12時) (レス) @page31 id: 08a263e11b (このIDを非表示/違反報告)
soda(プロフ) - えりさん» わああすごく嬉しいです😭キュンキュンしていただいてありがとうございます！！続編いつか書きたいなあと思ってます〜☺️！！ (2021年10月31日 1時) (レス) id: 4068a9564b (このIDを非表示/違反報告)
えり - とてもキュンキュンするお話で更新を楽しみに待っていました。続編を期待しております！ (2021年10月30日 18時) (レス) @page31 id: 2dfdfe8473 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：soda | 作成日時：2021年10月23日 3時
