超能力者と死神の告白 (ページ37)

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あとがきページ37

どうも作者です。これにて本作は完結となります。読んでくださった皆様、ありがとうございます。

　「13と零夜に取り合われたい！」という欲望丸出しの発想から始まり、どうせならシリアスな要素も入れたい、最後は二人が協力する展開がほしいと色んな要素を足し算していった結果、こんな感じになりました。初めて自作で零夜を殺しました。後悔はしてません。

　実はこれ、思い付いたのは一年くらい前なんですよ。アイディア一年前の私、文章今の私。二人の私の合作と言ってもいいのが本作です。……あ、でも、最初の何話かは一年前に書いたやつをそのまま使ったんだっけか。あと【超能力者の独白】【死神の独白】、回想も一年前に書いたやつだったと思います。

　なのでその部分とそれ以外の部分を見比べれば、私がこの一年でどう成長したのかがわかる……かもしれません。ちなみに私には分かりません。今も昔もなんか下手だなーって思いますね、正直なところ(笑)

　そういえば、タイトルの【超能力者と死神の告白】に使われている「告白」は、いわゆる体育館裏とかに呼び出してお前が好きだーする告白とは違う意味合いで使っています。まあミスリード？みたいなやつのつもりで書いてます、本人は。

　この辺は昔読んだ『告白(著者:湊かなで)』という本から着想を得たような気がします。タイトルから恋愛ものかと勝手に想像して読んだら、最初の場面でいきなり、中学校の先生が自分の受け持つ生徒に愛娘を殺されたことを「告白」するという衝撃展開……(細かいとこはうろ覚えで申し訳ないのですが)。あれは結構度肝を抜かれましたね。いや多分ちゃんと表紙とか見てればミステリーだってわかったはずなんですけど……単に私がアホだったってだけの話かもですね。

　……と、多少脱線もしましたが、作品について語りたかったことはこんなもんですかね。ってことでこのあとがきもそろそろ締めに入ります。

　親愛なるコンパス運営様。素敵なキャラクターを生み出してくださりありがとうございます。占いツクール運営様も、素敵なサイトをありがとうございます。今後も益々のご活躍をお祈り申し上げます。

　そして最後に、ここまで読んでくださった読者様。特に(読者様に優劣を付けるような真似は良くないと重々承知していますが)新しい話を投稿するたび、そっとハートを付けてくださっていた方。朝占ツクを覗いて、増えたハートを確認するのが幸せでした。本当にありがとうございます。

　以上です。それではまたいつかどこかで、お会い致しましょう。

2022/9/26 パト