キムテヒョンの憂鬱(完結)

邪魔するもの ページ45

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(テヒョン視点…)






下から腕を回して、Aが抱きついてきた



『テヒョン……キスマーク付けていいよ』



とろんとした目で、言ってくる


ただでさえ、余裕なくて
Aのことで頭がいっぱいで、苦しんでるのに

狂いそう……



TH「上、脱がしていい？」


『恥ずかしい』


TH「でも、見えないとこに付けないと…」



シャツをめくり上げたら、下着が丸見えになる


はぁっ……可愛い


下着も取りたいけど、我慢した



胸元に顔を近づければ、Aが俺の頭を抱えてくる

キスしてから、きつく吸い上げた



『ぁッ……』



熱がこもった声……気持ちいいのかな

俺で感じてくれるなら、嬉しい



Aに溺れそうになった時、


俺のスマホが鳴った




『テヒョン、誰から……？』


TH「ジミナ」


『出ないの？大事な用事かも……』



無視したかったけど、電話に出た



TH「なに？」


JM「いま、Aちゃんの家に居るの？」


TH「そうだけど」


JM「出かけてたら、すごい雨で帰れなくなった……タクシーもつかまならないし、Aちゃんの家の近くだから、行っていい？」


TH「だめだよ、じゃあね」



電話を切った……

なんでいつも邪魔されるんだ



『ジミン、どうしたの？』


TH「雨で帰れないから、ここに来たいって…」


『来るの？』


TH「来ないよ」


『ジミン、大丈夫かな……外すごい雨だよ』



ベッドから抜け出して

カーテンを開けて、外を見てるA



TH「大人なんだから自分で、なんとかするよ」


『かわいそうだよ』



ジミナの心配するAに苛立った……





玄関のチャイムが鳴った






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