キムテヒョンの憂鬱(完結)

キスマーク？ ページ36

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(ジミン視点…)



給湯室に行ったヨンアが、すぐに戻ってきた

焦った様子で僕に言ってきた



YA「ねえねえ、朝からやばいもの見ちゃった」


JM「やばいもの？」


YA「あのね、テヒョンが抱き合ってた」


JM「だ、誰と？」



まさか、テヒョナとAちゃん…じゃないよね


忠告したそばからヨンアに見られたとしたら、救いようがないよ



YA「誰にも言わないでね……」


JM「言わないよ」



ヨンアが小声で、耳打ちしてくる



YA「テヒョンと……ジョングクだよ」


JM「なんだ、ジョングガとか」


YA「びっくりしないの？」


JM「うん……それくらい普通じゃない？」


YA「えー、なんだぁ……どきどきして損した」


JM「僕も抱きついたりするし(笑)」


YA「ジミン、男好きなの？」


JM「僕は女の子が好きだよ……」


YA「知ってる(笑)」


JM「あはは……」



てか……

なんでテヒョナがジョングガと抱き合ってるんだろ

意味が分からない……


浮気？まさかね、あり得ない


横にきた、Aちゃんがヨンアと話し出す

セットされながら、聞いてた



『ヨンア、二日酔いしてない？』


YA「うん、大丈夫……Aちゃん、昨日、酔い潰れて先に帰ってごめんね」


『いいよ……悩みも解決したし』


YA「本当？顔見せて……たしかに、元気そう！良かった」


『心配かけてごめんね』


YA「Aちゃん、首のソレどうしたの？」


『首……？』


YA「なんか赤くなってる、鏡見て」


『あッ、ほんとだ……肌荒れかな』


YA「肌荒れには見えないけど」


『なんだろう……』



鏡を向いて、Tシャツをひっぱりながら
首元を、よく見ようとしてるAちゃん

鎖骨の下にも跡が付いてるのが、こっちから見えた



JM「Aちゃん！！」



僕は慌てて立ち上がって、AちゃんのTシャツを正した



『ジミン……びっくりするよ』


JM「ブラ見えそうだったから」


『見えないよ……』


YA「ほんと、ジミンって変態」



僕を痴漢みたいに言わないで、欲しい



YA「Aちゃん、それキスマークじゃない？(笑)」



あー、ヨンア……

言わなくていいこと言うなよ……

楽屋中の視線が、Aちゃんの方へ行く







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