傷口に塩 ページ26
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(テヒョン視点…)
1時間くらい前は、絶望感と狂気的な感情に支配されていた自分が、今は、毛布に包まれて
Aの匂いがする、ふかふかのベッドに身を沈めてる
変な感じだ……
身体の芯から温かくなっていって…
気がつくと、眠ってしまってた
目を覚ますと、目の前にAの顔があった
これは夢なのかな
幸せな夢、ずっと醒めたくない
手の平がズキッと痛んだ
夢じゃない……
この痛みすら、嬉しく思えてくる
やっと気持ちを言えたんだ
そして、両思いになれた……
幸せに、満たされる
Aの方を向いて、柔らかい唇に指を押し当てた
ぷにっとした感触が、指を押し返してくる
起こさないように気を付けて、何度も繰り返した
『ん……ッ……』
TH「ふふ、A、可愛いすぎ……」
調子に乗って、指先を口の中に入れてみた
Aは、もぐっと何かを食べるような仕草をしてきた
胸がキュンキュンして、1人で盛り上がる俺をよそに、Aは寝言を言った
『ユンギさん……もう……食べれない』
TH「え……ユンギさん？」
なんで……
ユンギヒョン？
ずっと”シュガさん”って呼んでたのに、いつのまに”ユンギさん”？
もしかして、Aにキスしたの
ユンギヒョン？
揺さぶって起こして、問いただしたい気持ちを我慢した
やっと両思いになれたのに……
また、怖がらせるような事、出来ない
TH「A、どうして…」
目の前にある、俺以外に奪われた唇
悲しい気持ちが溢れてくる
問いただす代わりに、キスした
ついばむように、寝息の合間に、唇を重ねた
TH「ちゅっ……」
一回したら、
もっとしたくなってくる
下唇に口付けて、次に上唇、斜めに重ねて
軽く吸った
TH「ちゅっ………」
『…………んんッ…』
うなされてるような声をあげるA
苦しくないように、何度も口を離しては、くっつけた
A、起きて……
じゃなきゃ、俺、止まらなくなる……
布団を押しのけて、Aの上に乗る
足をまたいで体重をかけないようにした
パジャマの襟元をずらして
首筋に鼻先をくっつける
Aの甘い匂いがして
溶けそう……
嗅ぐだけじゃ、物足りない……
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肴(プロフ) - yuina111214さん» 読んでいただきありがとうございます(*^^*)サファリから占ツク検索して設定しないと見れない場合があります。わかりにくいかもしれませんが、やってみてください(^_^) (2018年1月12日 19時) (
レス) id: 7e7cad09ea (このIDを非表示/違反報告)
yuina111214(プロフ) - 初めて読んだのですがとても良かったです！まだまだ他の作品も見たいと思ってます！パソコンの表示がないのですがどうしたらいいですか？？ (2018年1月10日 4時) (レス) id: 73fdd21190 (このIDを非表示/違反報告)
choco☆rika(プロフ) - そうなんですね！わざわざありがとうございます！頑張ってみます^ ^ (2017年10月29日 11時) (レス) id: cb4109b43a (このIDを非表示/違反報告)
肴(プロフ) - choco☆rikaさん» スマホ 占ツク 18歳 でネット検索したら解除方法がでます。iPhoneとスマホでは設定が少し違うみたいで……(＞人＜;) (2017年10月29日 2時) (レス) id: e5a90ae271 (このIDを非表示/違反報告)
肴(プロフ) - choco☆rikaさん» 読んでいただき、嬉しく思います。設定のページに18歳以上の選択がない感じですか？？ (2017年10月29日 2時) (レス) id: e5a90ae271 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：肴
| 作成日時：2017年9月29日 23時
