溺れるもの ページ21
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(A視点…)
更に、深く口付けられた
息苦しさに口を開けは、当たり前のように口内に入ってくるユンギさんの舌…
私の舌に絡み付けるようにキスされたら、頭が真っ白になる
このまま、気を失ってしまうんじゃないかと思ったところで、ようやく口が離れた……
『……も、だめ……ハァ…ハァッ……』
必死に呼吸する私を
ユンギさんが、笑った
YG「A……ちゃんと息継ぎしろよな」
子供にするように、頭を撫でられ
余計に、恥ずかしさが増す
『私のこと、子供扱い……しないでください！』
YG「じゃあ、大人扱いしていいのか？」
そう言って、ユンギさんの手が太ももの外側を撫で上げてくる
あわてて、その手をつかんだ
『だ、だめです！！』
YG「さすがに、こんなとこじゃあな……Aの家、行っていいか？」
首を横に振って、言った
『私……帰ります、酔っちゃって……』
どうしよう……
まともにユンギさんの顔が見れない
YG「なぁ……A、俺と付き合ってくれ……」
『……それ、本気ですか？』
YG「本気じゃないと、あんなキスしないだろ……、Aが誰のもんでもないなら、俺のもんになれよ」
『私、好きな人が……』
YG「いるのか？」
『……いない』
YG「どっちだよ(笑)」
『考えさせてください』
YG「わかったタクシー呼ぶから、今日はもう帰れ」
『はい…』
YG「悩みがあるなら俺に言え、夜中でも電話してこい……気をつけて帰れよ」
『ありがとうございます…』
すぐにタクシーが止まった
乗ってドアが閉まると、見送る事なく
背中を向け、歩き出していたユンギさん
後部座席の後ろの窓から、去っていく彼の背中を見ていると
不意に振り返り、軽く手を上げてくれた……
その時に見えた優しい笑顔に、
胸が締めつけられた
タクシーを止めて、追いかけて
「私も付き合いたい」って、言ってしまえば
テヒョンの事、全部ふっきれるのかな
ユンギさんと付き合えば、寂しくない
忘れさせてくれる……
ずっと一人でいるよりは……
考えを巡らせていて、はっと気付いた
私って、ここまで軽率な女だったんだ
本当にばかだ……
テヒョンに、好きな人いるって分かった途端に
ユンギさんに気持ちが傾くなんて…
孤独を紛らわせれば、何だっていいの？
違う……
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肴(プロフ) - yuina111214さん» 読んでいただきありがとうございます(*^^*)サファリから占ツク検索して設定しないと見れない場合があります。わかりにくいかもしれませんが、やってみてください(^_^) (2018年1月12日 19時) (
レス) id: 7e7cad09ea (このIDを非表示/違反報告)
yuina111214(プロフ) - 初めて読んだのですがとても良かったです！まだまだ他の作品も見たいと思ってます！パソコンの表示がないのですがどうしたらいいですか？？ (2018年1月10日 4時) (レス) id: 73fdd21190 (このIDを非表示/違反報告)
choco☆rika(プロフ) - そうなんですね！わざわざありがとうございます！頑張ってみます^ ^ (2017年10月29日 11時) (レス) id: cb4109b43a (このIDを非表示/違反報告)
肴(プロフ) - choco☆rikaさん» スマホ 占ツク 18歳 でネット検索したら解除方法がでます。iPhoneとスマホでは設定が少し違うみたいで……(＞人＜;) (2017年10月29日 2時) (レス) id: e5a90ae271 (このIDを非表示/違反報告)
肴(プロフ) - choco☆rikaさん» 読んでいただき、嬉しく思います。設定のページに18歳以上の選択がない感じですか？？ (2017年10月29日 2時) (レス) id: e5a90ae271 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：肴
| 作成日時：2017年9月29日 23時
