秘密9 ページ9
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部屋に着くとユンギが口を開いた…
「なんか…ホテルの部屋が確保できなかったみたいだな…」
『そうなんだ…ユンギはそれ知ってたの？』
「ああ…PDがずっとカツラつけとけば…エミと同室でもバレないだろって…」
『PDだけは男だって知ってるんだ…』
「そうだ…」
確かに…PDが知らなければ
ユンギだけ1人の楽屋を用意したり出来ないよね
「はぁ…きつかった……これ苦しいわ…」
すぐにカツラを外すユンギ
『シュガちゃんのままで居てよ』
可愛い姿をずっと見ていたくて
思わず言ってしまった…
「なんだよ……」
『シュガちゃんの状態のユンギ…可愛いから……』
「女装した俺なら好きなのか？」
『うッ…』
そう言われたら回答に困る……
「女もんの服なんか…ずっと着てんの…だりいわ…」
ユンギはシャワーに行った
出てきた彼は
Tシャツと短パンに着替え…化粧も落として
完全に男に戻ってしまっていた…
少し残念…
ベッドにうつ伏せに寝転んでいる私に彼が言った
「Aと同室で良かったわ…」
『そうだね…』
ナムジュさん達と同室だったら
ユンギは、ずっとカツラつけて…喋れないんだ…
それは辛すぎる
私と同室なら彼は素になれるんだから
良いと思ってあげなきゃね……
「……ちょっといいかな？」
いきなりナムジュさんの声がして
ガチャっとドアが開いた…
『やばい！！ユンギ隠れて！！』
とっさにユンギを自分の布団に引きずり込んだ…
私は上半身を起こしてベッド脇にあった
聖書を膝に置いた…
読書していたふり
少し無理があるけど…仕方ない
「あれ…シュガさんは居ないの？」
『さっき…売店に行ったみたいで…まだ戻ってません』
「そうなの？明日の打ち合わせで…ライブでの立ち位置に少し変更があって、それを伝えたかったんだけど……」
『わ、私が伝えておきます！』
「そう…助かるわ」
ナムジュさんは私に伝言を託けると
部屋から出て行った…
ユンギは私の下半身に抱きつくようにして
ずっと身をひそめていた
布団の中で…
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alexandrite_bbc(プロフ) - 肴さん» お返事ありがとうございます！作戦の1つ目読みました(o´艸`)今後どうなるのかワクワクしながら更新楽しみに待っていますね！ (2017年9月7日 13時) (
レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
肴(プロフ) - alexandrite_bbcさん» 読んでいただき、嬉しいです(*^^*)ありがとうございます〜シュガとして会います作戦は２つあるようです。おたのしみに〜 (2017年9月7日 11時) (レス) id: e7a05f35ed (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - え？シュガとして？？おもしろい！どうなるのでしょうか( *^艸^) (2017年9月6日 23時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：肴
| 作成日時：2017年8月31日 10時
