秘密28 ページ29
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あの夜の一件から
ジミンさんが話しかけてくる事は無くなった……
すれ違いざまに、汚いものを見るかのような目で、私を見てきた
完全に嫌われたみたい
でも、それでいいんだ……
テヒョンがどこまで考えてくれてたのか、分からないけど…彼が全て解決してくれた
昼過ぎにユンギから着信があった
『ユンギ……』
「A…風邪、大丈夫か？」
『うん……』
「そういえば、1週間帰るの早まったから」
『えッ……』
「うれしくないのか？」
『うれ……しい……』
「早く帰れるように、頑張ったからな……」
『ユンギ……』
「なんだよ……A、声が……変だぞ……」
『私……浮気した』
「………は？なんだそれ…」
『ごめん……』
電話を切った
テヒョンの言う通りに、内緒にしておけば良かったのに……
私は言ってしまった
最低だ…………
後悔したって……遅い
その後、何回かあった着信に…出る事が、出来なかった
翌日以降、何度もかけ直した電話は、繋がらなかった……
何も出来ないまま
ユンギが帰国する日がきた……
事務所で顔を会わせた、彼は
すこし線が細くなってて…やつれた顔をしてた
『おかえり……』
「俺に、話しかけんな……夜、荷物取りに行くから……家に居ろよ……」
『わかった』
別れたくない……って叫びたかった
でも、彼の目線は冷たく
私の事なんか、もう大嫌いになってたみたいで
何も伝えられなかった
22時……
部屋にある彼の荷物をまとめてるけど、何度も手が止まる
私はキッチンに行って、お酒をグラスに注いだ
ユンギが置いていったワイン
お酒、弱いけど……酔いたくて
0時を過ぎた頃、玄関のドアが開いた
キッチンから話しかけた
『ユンギ……荷物そこに、まとめてあるから……』
「俺に、言いたい事あんじゃねえの？」
『ごめん……なさい』
「他には？」
どう言えばいいか分からない……
声が震える
『別れたく……ない……』
目の前に、彼が来た
「A……酒飲んでんのか……？」
『ワイン……ユンギの残してたやつ……』
「チッ……酔いたいなら、俺が酔わせてやるよ……」
ユンギが私からグラスを奪った
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alexandrite_bbc(プロフ) - 肴さん» お返事ありがとうございます！作戦の1つ目読みました(o´艸`)今後どうなるのかワクワクしながら更新楽しみに待っていますね！ (2017年9月7日 13時) (
レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
肴(プロフ) - alexandrite_bbcさん» 読んでいただき、嬉しいです(*^^*)ありがとうございます〜シュガとして会います作戦は２つあるようです。おたのしみに〜 (2017年9月7日 11時) (レス) id: e7a05f35ed (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - え？シュガとして？？おもしろい！どうなるのでしょうか( *^艸^) (2017年9月6日 23時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：肴
| 作成日時：2017年8月31日 10時
