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秘密27 ページ28

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「テヒョン……役者すぎ〜〜」

「ホソクヒョンも!」

テヒョンとホソクさんが
ぎゃははと大笑いしてる

テヒョンが笑い転げてるホソクさんを
押して言った


「もう行っていいよ……ホソクヒョンは用済み〜」

「ぎゃああああ……ひどい……一緒にAちゃんに、おしおきしないの〜〜?」

「するわけないじゃん…!」

「じゃあ……もう行くよ、僕は邪魔みたいだから」

「ありがとう、今度飯おごるから…また〜」

「また〜〜」


ホソクさんは去っていった

テヒョンと2人きりになる

彼が私の方を向いた


「さっき叩いたりしてごめん……あと……五股とか勝手に言って……あれ、俺のことだから」


テヒョンが言うと冗談に聞こえないよ……


彼が叩いた場所に優しく触れた

私の頬は、なんともない
痛みもない……でも涙が溢れてきた


『いい……全部、私が悪い……』

「また泣く〜Aに泣かれたら、俺……つらい」


ぎゅっと抱き寄せられた


『テヒョン…離れて……彼女に悪いよ』


彼は腕の力を…ゆるめてくれなかった


「ジミンは、Aを諦めたと思うよ」

『うん……ありがとうね』

「A……彼氏が帰ってきても、ジミンとキスした事、言うなよ………あと俺とも……」


ちゅっと音がして…

テヒョンに唇を奪われた

離れた時に…ジミンさんがくれたGUCCIのネックレスを、彼がはずした……


「これ……もらってくね、お礼の代わりに」

『テヒョン……!』

「A……バイバイ」


振り返らず彼は行ってしまった

遠ざかっていく彼の姿を
見えなくなるまで見送った


何故か涙が次から次へ溢れてきた


自分の気持ちが…理解不能だ



立ち尽くしているとiPhoneが着信を知らせた
……

気が付いてなかったけど…
1時間前から…3回目の着信だった



震える指で通話ボタンを押した



『ユンギ……』

「A…なんで電話でないんだよ」

『ユンギこそ……ずっと連絡してこなかったくせに』

「何……泣いてんのか?」

『ううん……少し風邪気味みたい』

「あったかくして寝ろよ、俺…今からレコーディングだから」


短い会話を交わして電話は切れた

久しぶりに聞いたユンギの声は明るかった


私は何してるんだろ………



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alexandrite_bbc(プロフ) - 肴さん» お返事ありがとうございます!作戦の1つ目読みました(o´艸`)今後どうなるのかワクワクしながら更新楽しみに待っていますね! (2017年9月7日 13時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - alexandrite_bbcさん» 読んでいただき、嬉しいです(*^^*)ありがとうございます〜シュガとして会います作戦は2つあるようです。おたのしみに〜 (2017年9月7日 11時) (レス) id: e7a05f35ed (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - え?シュガとして??おもしろい!どうなるのでしょうか( *^艸^) (2017年9月6日 23時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年8月31日 10時

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