秘密24 ページ25
.
友達の誕生日にGUCCIのアクセサリーをプレゼントするなんて……気前がいいんだな…くらいにしか思っていなかった
ジミンさんに…もう少し話したいと言われ
帰り道にある公園のベンチに座った
『ジミンさん……話って……？』
「Aこっち向いて……」
ジミンさんの手が首に周り
しゃりんと音がした……
胸のあたりに光るシルバーのネックレストップが見えた
あ…私がさっき選んだやつ……
「Aにあげたくて」
ジミンさんが目を細めて優しい表情で…微笑んでる
私はどうすればいいのか分からない
『そんな……だめですよ……こんな高価なもの』
外そうと…ネックレスに触れた私の手を
ジミンさんが掴んで止めた
「一緒に居る時だけ…付けてて……お願い」
困ったように眉を下げ…寂しそうに言うジミンさんを目の前にしたら…
外せなかった……
私は膝に手を置いた
その手にジミンさんの手が重なる
指の隙間に彼の指が入っていって、上からぎゅっと握られる
手のひらからぬくもりが伝わってくる……
「シュガより、Aのこと大切にする……」
視線を交わして
私がまばたきをした瞬間に
ジミンさんの唇が私に触れた……
柔らかく口付けられた
『んッ……』
「A……」
『ジミンさん……やめてください……ぁッ』
2度目は、さっきよりも深く…
唇で唇を優しく包み込むようなキスを
私は受け入れてしまった
キス以上のことはされなかったけど
”好きだ”と言われた
ずっと前から…ユンギと付き合う前から
私の事みてたって…
「シュガと出会わなければ…僕と付き合ってたかもしれないよ」
そう言われ………少しだけ体温があがった
公園でジミンさんと別れて、1人で帰り道を歩いてると…ユンギから着信がきた
私は電話に出れなかった
ユンギと話す資格なんてない
涙が溢れてくる……止められない……
道行く人が怪訝な顔で私を見てくる
そんな中、すれ違っていく人の1人が
私に声をかけた
「A！！」
顔を上げると…そこにはテヒョンが立っていた
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 140人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
alexandrite_bbc(プロフ) - 肴さん» お返事ありがとうございます！作戦の1つ目読みました(o´艸`)今後どうなるのかワクワクしながら更新楽しみに待っていますね！ (2017年9月7日 13時) (
レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
肴(プロフ) - alexandrite_bbcさん» 読んでいただき、嬉しいです(*^^*)ありがとうございます〜シュガとして会います作戦は２つあるようです。おたのしみに〜 (2017年9月7日 11時) (レス) id: e7a05f35ed (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - え？シュガとして？？おもしろい！どうなるのでしょうか( *^艸^) (2017年9月6日 23時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：肴
| 作成日時：2017年8月31日 10時
