秘密18 ページ19
.
壁側に私が入り……真ん中にユンギ、端にテヒョンが寝る
「俺…Aの横がいいのに……落ちそうだよ……」
テヒョンが配置に文句をつける
「さっさと……眠れ、寝ましょ……」
ユンギが早く眠れとテヒョンを諭す
必然的に横を向いて寝ないといけない
上を向いたらみんなの肩が当たってしまう……
テヒョンとユンギは背中合わせに…
私はユンギと向かい合うようにベッドに寝転んだ
ユンギはすぐに寝息を立てて寝始めた
今日は色んな事があった……私も彼も疲れてる
ユンギの寝顔をじっと見ていると
突然…テヒョンが小さい声で話し始めた
「シュガ寝てるみたいだから……話させて」
『うん……なに？』
「俺…Aと別れてから…色んな子と付き合ったけど……Aが忘れられない」
『そんな話し…やめて』
「やり直したい……またAと」
『……テヒョン……私たち、元には戻れない』
「簡単に…あきらめれない……」
『……』
「おやすみ……A」
『……おやすみ』
会話が無くなって…すぐにテヒョンは眠ったようだった
私は考え込んで…眠れない
防弾少女団が結成される前に
テヒョンと出会って、彼から告白され…付き合った
1年半くらい続いた……
楽しい思い出がないわけじゃないけど
彼には沢山泣かされた、何回も浮気された…
浮気がバレた時、決まって言われたセリフ
「本命はAだから……」
そんな事を言われても嬉しくも何ともない
辛いだけだ……
私から別れを告げた……
テヒョンと…やり直すなんて考えられない
私にはユンギが居る……
目の前に彼の顔がある
確かめるように
薄い唇にそっと自分の唇を重ねた
『ん…』
「なんだよ……」
ユンギが薄目を開けて私の方を見た
『ごめん……起こしちゃった……』
「ずっと…起きてたけど……」
『えっ……』
じゃあ…さっきのテヒョンとの会話も聞かれてたのかな
ユンギが腰に手を回してくる
「俺だけみとけ……」
私を抱き寄せながら彼はそう言った
ずっと前から、これからもユンギだけ見てるよ……
『うん……ユンギ……』
彼の手を取り…指を絡ませた……
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 140人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
alexandrite_bbc(プロフ) - 肴さん» お返事ありがとうございます！作戦の1つ目読みました(o´艸`)今後どうなるのかワクワクしながら更新楽しみに待っていますね！ (2017年9月7日 13時) (
レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
肴(プロフ) - alexandrite_bbcさん» 読んでいただき、嬉しいです(*^^*)ありがとうございます〜シュガとして会います作戦は２つあるようです。おたのしみに〜 (2017年9月7日 11時) (レス) id: e7a05f35ed (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - え？シュガとして？？おもしろい！どうなるのでしょうか( *^艸^) (2017年9月6日 23時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：肴
| 作成日時：2017年8月31日 10時
