防弾ギャグファク

小説家ユンギ ページ36

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(宿舎で暇を持て余していたジン……)



ユンギが部屋に来てスマホを渡してきた

最近ARMYの間で流行ってる妄想小説を真似して書いたらしい

webに載せる前に評価して欲しいって、

仕方ないから読んであげるか

なになに……



【あるところに誰もが認める超絶可愛いARMYが居ました。もちろんsugaペンです。】



「ちょっと待って、これ自分の願望入りまくりじゃない？」

「俺以外推すのは許せないからな……まあ黙って続き読めよ」



【コンサート帰り、買い締めたグッズを両脇に抱えて(←もちろんsugaグッズだけ)
バス停でバスを待っていたところ、財布にバス代が残っていないことに気が付きました。】



「ねえ、なんでカッコで念押ししたの？自分推し設定の主張が強すぎる！！で、この子は買い物に計画性とかないわけ？PASMOやSuicaとかないわけ？馬鹿なの死ぬの？」

「俺のペンにそういうこと言うな」

「(何言ってんの……この子 創作キャラだよね)」



【途方に暮れていると、隣にキャップを深く被り黒いマスクをした男が寄ってきて、すっと一万円を差し出してきました。唐突な展開に驚いたけど……困っていたので、ありがたく受け取りました。】



「まじで唐突すぎな！！！しっかり一万円 受け取るんだね！？すごい子だね！！もしかしてこの黒マスクってテヒョンかな？(←わざと間違えてみた)」

「馬鹿言うな。どー考えても俺だろ」

「 (ですよね……分かってたよ？)」



【御礼を言って立ち去ろうとしたら、「ご飯でもどうですか？」と引き止められ、よくよく見てみると格好からしてこの人もARMYなのか……。雰囲気がsugaに似てるから、ついて行く事にしました。】



「雰囲気似てるだけでついて行くの！？？なんか軽くない！！？軽すぎて飛んで行っちゃうんじゃない！？」

「飛ばねえわ」



【ジャージャー麺を食べたら元気が湧いてきので「このあともう少し一緒に居られない？」という男の誘いを断り、歩いて帰ることにしました。やっぱり知らない人について行くのは怖いし。私はsuga一筋だから……浮気はしないんだ。】



「ええっ、これで終わり？キャップ外して実はユンギ でした……付き合って○○○しましたー！！とかも全く無いわけ！？」

「はっ。おまえ変態かよ」

「……」

「俺のペンで変な妄想やめてくれよな」

「いや、するわけないからね！」

「で、載せてもいいよな」

「ああ 別にいいけど(こんな作品 星1個に決まってる)」





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