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YOU side
核心をつかれて思わず後ろに下がる。
自分がソウタに依存してることはよく分かっていた。でも彼と同じ熱量で向き合ってるとは思ってなかった。
だって、私はこの人とは違う…
「まだ自分は普通だとでも思ってんの？」
肩を押されまた体が沈んでいく。
呆然とする私を見てソウタはにやりと笑っていた
「俺知ってたよ、浮気なんてしてなかったこと」
『..え、？』
じゃあなんであんなことをしたのか跡を見て思う。
私が問いかけるよりも先にソウタが切り出した。
「そろそろ分からせてやりたくなったんだもん」
なにが？って顔してる〜といつの間にか上機嫌になっていたソウタは私の頬を撫でてくる。
さっき″もうAじゃなくてもいいかもなぁ″と言っていたのはなんだったんだ。
「嘘だよ、全部ウソ
バカにはこれくらい言わないと伝わらないだろ？」
ただ見つめていただけなのに心を見透かされ鳥肌がたつ。
どうして分かるの、なんて聞いてしまえばろくでもない回答が返ってくるんだろうな。
『…もう、この数年で分からせられたと思うんだけど』
「ふぅん..だったらなんでさっき焦ったの？」
ソウタじゃなきゃダメ
前まではこの言葉の重さを抱えきれなかったはずなのに今じゃ何度も頭をよぎるようになってしまった。
つまり彼と同じ場所まで堕ちてしまったのだ、私はそれを認めたくなくて。そこまでいってしまえばもう戻れないと思っていたんだ。
もうとっくに手遅れだというのに。
『ｯ…は、ぁっ』
呼吸が上手くできない、くるしい。
ソウタはそんな私を見ても愛しそうにしていた。
「ちゃんと変われたね」
認めちゃダメだ。
「昔は浮気なんか疑ったことなかったのにな」
言わないで、ｯ
「kitten」
その言葉を囁かれてしまえば、
「愛してるよ」
もう止まることなんてできなかった。
『もう、いいよ』
この諦めに私の感情がどれだけのっているのか彼は分かっているのだろうか。
執着、依存、憎悪、何もかもが変わり果ててしまった私を見て。
貴方以外じゃダメなの、もう戻れないの。
…いや、きっと全て理解してるんだろう。
だってこんなにも＿＿
「ああ、俺だけのkitten❤︎」
気持ちが悪い。
〆
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鯖の味噌煮ちゃん(プロフ) - イカリマメさん» ファン⁉️⁉️⁉️びっくりすぎて言葉出ません、、😭❤️🔥嬉しいです〜〜！！😭新作早速楽しんでますありがとうございます！！ (4月6日 18時) (
レス) id: dc10926568 (このIDを非表示/違反報告)
イカリマメ(プロフ) - 鯖の味噌煮ちゃんさん» わああ！！ありがたいお言葉すぎます、、😿💗味噌煮さんのひっそりファンなのでめちゃくちゃ嬉しいです🤭新作も楽しんでいただければ幸いです！！！ (4月6日 9時) (レス) id: b296e86340 (このIDを非表示/違反報告)
イカリマメ(プロフ) - れいさん» こちらこそ最後までお付き合いありがとうございましたー！新作も㊙︎もバリバリ書いていくので乞うご期待を！！ (4月6日 9時) (レス) id: b296e86340 (このIDを非表示/違反報告)
鯖の味噌煮ちゃん(プロフ) - 最高の完結です…😭😭😭お疲れ様でした〜！！新作楽しみに待ってます！！ (4月4日 17時) (レス) @page42 id: dc10926568 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - うわぁぁぁぁあ、お疲れ様でした😭新作楽しみにしてます！㊙︎のほうはまだ更新されるの嬉しいです！！！！！！！ (4月4日 0時) (レス) @page42 id: 7c9597bb9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イカリマメ | 作成日時：2024年2月24日 1時
