baby-talk【BE:FIRST】

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YOU side















もう、最悪。


全身傷だらけで、でもそれでさえ快楽に変えてしまう悲しい体。目の前の彼がこんなにも傷ついてるのに私は喘いで善がるだけ。

本当に怒ってる時の壮大は全身に噛みついてくる。
私が嫌がっていてもおかまいなしだ。まあ今の私に拒絶する権利はない、大人しく彼の怒りがおさまるのを待つだけ。



「昔からなんも変わってねえな」



心臓の辺りに爪を立てられる。
あ、これヤバいやつだ。




『まって、それいや..っ』




ソウタは私の胸に舌を這わせると、次の瞬間噛みついた。




『ひぃ、ｯ…やだっやめてよぉ″..ｯ』




すごく痛いわけじゃないけど心臓に噛みつかれているようで怖くなってしまった。頭を叩いても全然やめてくれないし、寧ろどんどん力が強くなってる。




「はは、かわい」




やっと口を離してくれたかと思えば、手を引っ張られ無理矢理起こされる。全身が痛くて顔を歪ませていれば、今度は口内に舌が入ってきた。後頭部を手で抑えられソウタのことしか考えられない。

もちろんその間も遠慮なく胸の飾りを弄られたり、体は好き放題扱われてる。本当は分かりたくなかったけど、私はやっぱりソウタから酷くされるのが好きだ。

どんなに苦しくてもその全部が私のことを好きすぎる故のことだし、何より頭がイカれてしまうくらい気持ちがいい。




「…ん、おしまい」




急に突き飛ばされベッドに体が沈む。
訳が分からなくて目を白黒させながら、ソウタを見ればベッドの脇に座ってスマホをいじっていた。

なに、こいつ。まじで最悪なんだけど..っ




『ねえ、ねえってば』


「..なに」


『なんでやめんの？』




そう聞けば呆れたようにため息を吐かれる。







「もうAじゃなくてもいいかもなぁって思ってさ」







…は、？







『違うでしょ..？ソウタは私じゃなきゃダメなんだよ』


「何を勘違いしてるのか知らないけどさ」






＿＿Aが俺じゃなきゃダメなんだよ
















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