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※ ほんのり夢主の浮気描写有
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You side
昔ながらの看板のかかった居酒屋。
中に入れば酔っ払いたちの陽気な声が聞こえる。
「A！？」
厨房から顔を覗かせたのはよーく知ってる人だった。
「久しぶりぃ..お前でっかくなったなぁ…くぅ、」
『ちょっ泣かんでよ〜！』
釣られて私も泣きそうになる。
前より涙腺が緩くなったのはお互い様らしい。
「東京では上手くやっとるか？」
『んー..まあまあ』
「あー上手くいってないんやろ？」
『…今日は飲み潰れるからね』
「ははっなら俺も」
カウンター席に隣同士で座る。
壮大にバレたらどうなるかなんて分かってた。
でも今日くらい許されるでしょ？だって私悪くないし。
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「Aって彼氏おんの？」
『..今日はいないよ』
「ははっ最高〜」
『どうせアンタも居ないんでしょ』
焦れったい言葉を交わしていれば、いつの間にか絡み合っていた指。久しぶりにするイケナイことに胸が熱くなる。
あと数センチで影が重なりかけた時、ふと目の前の彼を見て吐き気が襲ってきた。反射的に肩を押して距離をとる。
『ちょっ、と…ここお店じゃん？』
「えーお前そんなこと気にするような女じゃなかったやん」
『..ご馳走様』
代金を乱暴に机に叩きつけ。
静止の声を無視して店を飛び出す。
なんで私あんなノリ悪いことしたんだろ。
キスくらいすりゃ良かったじゃん。
暗い夜道を歩きながらさっきの一連のことを思い出す。
『…なにやってんの私』
ふっと冷静さが戻り汗が止まらなくなる。
なに自分が悪くないとか言っちゃってんの、？
ダメに決まってるじゃんだって私には壮大が、大切な人がいるのに。
重たい体を預けるように壁に寄りかかる。
『会いたいよ..、』
ぎゅって抱きしめていっぱい好きって言ってほしい。
俺にはAが必要だ、Aしかいないって、私に価値を与えてよ。
『そうたぁ..っ』
擦りすぎて赤くなった目元が途端に冷える。
風の冷たさかと思ったけど違う、人の手のひらだ。
ふわりと覚えのある匂いがして、まさかと思い後ろを振り向く。
「お前は本当にバカだね」
ああ、最悪だ。涙が止まらないよ。
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鯖の味噌煮ちゃん(プロフ) - イカリマメさん» ファン⁉️⁉️⁉️びっくりすぎて言葉出ません、、😭❤️🔥嬉しいです〜〜！！😭新作早速楽しんでますありがとうございます！！ (4月6日 18時) (
レス) id: dc10926568 (このIDを非表示/違反報告)
イカリマメ(プロフ) - 鯖の味噌煮ちゃんさん» わああ！！ありがたいお言葉すぎます、、😿💗味噌煮さんのひっそりファンなのでめちゃくちゃ嬉しいです🤭新作も楽しんでいただければ幸いです！！！ (4月6日 9時) (レス) id: b296e86340 (このIDを非表示/違反報告)
イカリマメ(プロフ) - れいさん» こちらこそ最後までお付き合いありがとうございましたー！新作も㊙︎もバリバリ書いていくので乞うご期待を！！ (4月6日 9時) (レス) id: b296e86340 (このIDを非表示/違反報告)
鯖の味噌煮ちゃん(プロフ) - 最高の完結です…😭😭😭お疲れ様でした〜！！新作楽しみに待ってます！！ (4月4日 17時) (レス) @page42 id: dc10926568 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - うわぁぁぁぁあ、お疲れ様でした😭新作楽しみにしてます！㊙︎のほうはまだ更新されるの嬉しいです！！！！！！！ (4月4日 0時) (レス) @page42 id: 7c9597bb9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イカリマメ | 作成日時：2024年2月24日 1時
