baby-talk【BE:FIRST】

# They are troublesome ページ4

You side











「ねえ俺行ってくるよ？」


『うん行ってらっしゃい』


「だから、行ってくるよ？」


『お気をつけて〜』




あの跡騒動が終わり壮大は仕事へ行く時間となった

私はというと彼のヒモなのでずーっと家にいます。



ちなみになぜ私がヒモなのかというと＿＿＿＿



″「そろそろ同棲しない？」″


″『え、私もそろそろかなって思ってた』″


″「そう言うと思ってもう辞表出しといた！」″


″『え？？』″


″「ん？」″



という事だ、この時は割りと本気で焦った。






さて、昨日から夜の疲労度がすごいのでソファでくつろいだまま

行ってらっしゃい、と言ってたら壮大はそれが不満なのか

いっこうに扉が開く音がしない。




「疲れてるのは分かるけどさぁ
お見送りしてくれないと今日一日頑張れない..」



疲れてるの分かってるなら諦めてくれ。


心の中で苦笑いしつつもやっぱり彼にはお世話になってるし

尽くせる時に尽くさなきゃとは思う。




『はいはい来ましたよ』


「はぐして！はぐ！」




両手を広げてバタバタと動かすこの人は本当に成人男性なのだろうか

あ、そういえば湘南のピーターパンだった…


ぎゅーっと言いながら抱き締めに行くと

一瞬で彼の腕の中におさまってしまった。





「A〜」


『は〜い？』


「俺から離れないでね」




こんな好きで離れるわけないのに

彼はなにが不安なのか毎日これを聞かれる。


信用されてないのかな、なんて最初は思っていたけど

壮大をこうしてしまったのは八割私..んー、十割...？

まあ、とにかく私のせいだからきちんと責任はとるつもり。





『離れないよ今までもこれからも私には壮大だけ』


「うん、愛してるよ」




そっとキスをされ彼は行ってきますと

幸せそうに微笑んで家をあとにした。


不安なのは君だけじゃないんだよ

なんて恥ずかしくて本人にはあまり言えないけど


早く帰っておいで愛しのhoney













.





2人の過去のこともいつか書けたらな..と思った今日この頃




イカリマメ

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