# Waste ページ24
JUNON side
[SOTAがMANATO, JUNONをグループに追加しました。]
MANATOソウタくんありがと〜
SOTA明日どうする?
MANATOいつものとこでいいんじゃない?
JUNON何これ
SOTAJは明日迎えいくわ
MANATOよろしく
___
「…だから、家族会議ってなんだよ」
突然グルチャに追加された通知を見れば「家族」の文字、
家族ラインは既にあるしなんだろうと思って開けばこれだ。
またコイツらのおふざけに付き合わされてるのかと思ったけど、何やら明日の予定のために作ったらしい。
「まあ明日になれば分かるか」
嫌な予感しかしないけど、もう夜も遅いし眠ることにした。どうせ役に立たないスマホのタイマーをセットし布団を被る。
・
・
〜〜 ♪
「っ、こんな朝っぱらから誰だよ…もう夜か」
スマホの明かりに眉を寄せれば、19 : 25の文字が、
一定の間隔で鳴るインターホンに苛立ちを覚えつつも
のそりと起き上がり玄関まで行く。
「…お前さぁ」
扉を開けた先には一丁前に変装をしているアイツがいた。
俺の姿を見るなり笑いをこらえるような、ちょっと引いてるような表情で指をさしてきた。
「うっわ、まだ寝てたの?」
「悪いかよ」
「だって約束したじゃん!」
約束?あー、昨日のラインか..
あれは約束って言えるのか?ほぼ強制みたいなもんじゃん。
まあ昨日の時点で断らなかった俺も悪いし、特に予定もないため適当に身支度を済ませる。
「じゃあ行こうぜ」
「あのさ、昨日から主語がないんだけど」
「まあまあ」
…面倒くさいからもういいや。
詳細を聞くことは諦め大人しくソウタに着いていくことにした。
さすがに車は出してくれるらしく、移動が楽だったのは有難かった。しばらくして着いたのはこじんまりとした居酒屋。入口の近くにはやっぱりアイツがいた。
「やっと来たー」
「ごめんって、迎え行ったらこいつまだ寝てたんだよ」
「寝すぎでしょ」
勝手に二人の笑いのネタにされてイラつきながらも、
この珍しいメンツで集まったことに色んな意味で胸騒ぎがする。
「夜はこれからだぜー?」
「樹音くんには夜通し付き合ってもらいまーす」
両側から肩を組まれ、もう逃げられない。
…あぁ、最悪だ。
・
50人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鯖の味噌煮ちゃん(プロフ) - イカリマメさん» ファン⁉️⁉️⁉️びっくりすぎて言葉出ません、、😭❤️🔥嬉しいです〜〜!!😭新作早速楽しんでますありがとうございます!! (4月6日 18時) (レス) id: dc10926568 (このIDを非表示/違反報告)
イカリマメ(プロフ) - 鯖の味噌煮ちゃんさん» わああ!!ありがたいお言葉すぎます、、😿💗味噌煮さんのひっそりファンなのでめちゃくちゃ嬉しいです🤭新作も楽しんでいただければ幸いです!!! (4月6日 9時) (レス) id: b296e86340 (このIDを非表示/違反報告)
イカリマメ(プロフ) - れいさん» こちらこそ最後までお付き合いありがとうございましたー!新作も㊙︎もバリバリ書いていくので乞うご期待を!! (4月6日 9時) (レス) id: b296e86340 (このIDを非表示/違反報告)
鯖の味噌煮ちゃん(プロフ) - 最高の完結です…😭😭😭お疲れ様でした〜!!新作楽しみに待ってます!! (4月4日 17時) (レス) @page42 id: dc10926568 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - うわぁぁぁぁあ、お疲れ様でした😭新作楽しみにしてます!㊙︎のほうはまだ更新されるの嬉しいです!!!!!!! (4月4日 0時) (レス) @page42 id: 7c9597bb9e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:イカリマメ | 作成日時:2024年2月24日 1時