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You side
二人で出かける時は必ず壮大が車を出してくれる。
「ちゃんとシートベルトしめた？」
うん、と言ったにも関わらず一々触って確かめられる
私のこと舐めすぎでしょ。
「俺以外がAを傷つけるなんて許せないじゃん？」
『半分ありがとう』
「残りの半分も感謝してくれ」
いや、貴方に振り回される度に疲労がすごいんですよ
準備が整うと壮大は手を差し出してきた
多分、手を繋ぎたいのかな？
『危ないよ』
「朝だし大丈夫」
朝だからって理由アリなの？
事故が怖くて首を横に振ると、壮大はジト目になって。
「ふぅん、じゃあ今日はキスもハグもしてやんない」
『ぇ…なんでそうなるのよ』
ねえってば、と声を掛けても無視される。
そのまま車を発進され私は盛大に拗ねてしまい
車内の空気は一気に重くなる。
『..真人ならもっと優しいのに』
気を引きたくて、わざと彼の名前をあげる
ちょっと悪態ついてくれるだけでよかったのに。
「いまなんつった？」
恐ろしく効果は抜群だ、いや寧ろ返り討ちに合いそう。
『…壮大より真人の方が気遣えるし優しいって言ったの』
「そうだよ、俺はアイツより優しくない
だから平気でこういうことも出来んだよ」
偶然赤信号になり壮大は私の手を強く引き寄せる。
薬指をいやらしく舐められ、次の瞬間には強く噛みつかれる。
噛まれたことなんて幾度となくあるけど、今回は違う。
尋常ではない痛みが私を襲っているのだ。
『ぃ、たい..ｯそうた、ちぎれちゃう ″ ｯｯ』
ギリ、と骨が擦れる音がする
「お前がどんだけ嫌がってもやめてやんない
だって俺、真人じゃないもん」
『ごめんって、ごめん、さっきのうそだから..ｯ』
尚更ダメじゃん、と小さく聞こえ
「Aって俺と同じくらい面倒くさい奴だよね」
『ｯ..ごめ、なさ』
青信号になりやっと口を離してくれたかと思ったら
結局、そのまま手を繋がれてしまう。
「でも、面倒くさいところも含めて好きなんだよな」
きゅ、と指先に力が込められるのを感じる。
『..ばか』
彼の肩に頭をのせると何も言わず頭を擦り寄せてくれたり、
言葉こそかわさないけどたしかな愛情を感じさせてくれる。
私も壮大もバカだなぁ、どこまでも壮大バカ。
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鯖の味噌煮ちゃん(プロフ) - イカリマメさん» ファン⁉️⁉️⁉️びっくりすぎて言葉出ません、、😭❤️🔥嬉しいです〜〜！！😭新作早速楽しんでますありがとうございます！！ (4月6日 18時) (
レス) id: dc10926568 (このIDを非表示/違反報告)
イカリマメ(プロフ) - 鯖の味噌煮ちゃんさん» わああ！！ありがたいお言葉すぎます、、😿💗味噌煮さんのひっそりファンなのでめちゃくちゃ嬉しいです🤭新作も楽しんでいただければ幸いです！！！ (4月6日 9時) (レス) id: b296e86340 (このIDを非表示/違反報告)
イカリマメ(プロフ) - れいさん» こちらこそ最後までお付き合いありがとうございましたー！新作も㊙︎もバリバリ書いていくので乞うご期待を！！ (4月6日 9時) (レス) id: b296e86340 (このIDを非表示/違反報告)
鯖の味噌煮ちゃん(プロフ) - 最高の完結です…😭😭😭お疲れ様でした〜！！新作楽しみに待ってます！！ (4月4日 17時) (レス) @page42 id: dc10926568 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - うわぁぁぁぁあ、お疲れ様でした😭新作楽しみにしてます！㊙︎のほうはまだ更新されるの嬉しいです！！！！！！！ (4月4日 0時) (レス) @page42 id: 7c9597bb9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イカリマメ | 作成日時：2024年2月24日 1時
