baby-talk【BE:FIRST】

# Control（ ※ ） ページ13

※ 13 • 14話 R • DV表現有
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You side



















卑猥な水音が家の中に響く。





あの後、乱暴に玄関へ放りこまれ勢いあまって尻もちをついた私を

壮大は馬乗りで見下ろし、次の瞬間には唇を奪われていた。


噛み付くようなキスを何度も何度も繰り返して呼吸をする余裕なんかない。

一度呼吸を整えるために口を離してくれたかと思いきや、私が大きく口を開けて息を吸った瞬間

舌をねじ込まれ余計苦しい状況になってしまった。







『ん、ぁっそた..ッ』




すごく苦しいはずなのにやっぱり壮大とのキスは心地よくて夢中で舌を絡めにいってしまう。








「なあ、なんか勘違いしてるっぽいけど俺許したなんて言ってないよ？」



ハッと我に戻り、口を離す。

　


『ぁ、ごめ..』







壮大は少し考えた後、私のスマホを取り出し

誰かに電話をかけはじめる。



なんだか嫌な予感しかしない。














"「…もしもし？」"








それは二度と聞くはずのない声だった












『ぇと、もしもし..久しぶりだね真人』



"「自分から掛けといてなんでそんな緊張しとんの」"





呑気に笑ってますけど私もよく分からん状況なんですよ。





"「元気してた？」"




久々に声を聞いてなんだか懐かしい気持ちになる。




『私は元気にやってるよ、真人は？』





ちらちら壮大のご機嫌を伺うが特に変化はない

というか無に近い。





『じゃあばいばい』


"「うん、またな」"





数分話した後、電話を切るなり壮大にすぐさまスマホを奪われ壁に投げられた

バキ、と嫌な音がしたが気にしないことにする。


なぜなら目の前の彼が相当怒っていることに私でさえ気づいているからだ。











「じゃ、いま名前呼んだ回数やるから」



『は、..え？なんて、？』





何かの間違いだと言ってほしい。




「だから、さっきの通話でAが真人に媚び売った回数だけ犯すの」





たまらず絶句してしまう。

媚びなんか売ってない、壮大の言ってることがわからない。





「お前が悪いんだよ、全部Aのせい」




そう、悪いのは私。その通りなんだけど、…









＿私は壮大のなんなの？




壮大を苦しめてしまうような私って貴方に必要なの？














.






そろそろ過去編書きたいけど、壮大が可哀想なのって皆さん耐えられますか…





イカリマメ

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