baby-talk【BE:FIRST】

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SOTA side



















まだ日も上っていないような早朝



ふと目が覚めると腕の中には愛しのkitten





「..A」





試しに名前を呼んでみたが返事はなし

まあ2日連続でやってりゃ寝不足にもなるよな。


いちゃつきたい気持ちは山々だけど、無理に起こすほど俺も残酷じゃない







とはいえ何もしないという選択肢はない。








「相変わらず細ぇな」





無防備な腰を撫でるとくすぐったかったのか逃げるように寝返りを打たれる。















「は？」









なんで逃げんの？






寝てんのは分かってるけどAから拒否られたって被害妄想が途端に止まらなくなる。


あーくそ、最悪。こいつ俺がいなきゃダメなくせに。



なんで、？なんでだよ。







どろどろした感情に頭が支配されて、いつの間にか俺はAの首に手を添えていた。







「ッ…はぁ、はっ」






呼吸が荒れ、手も震えてしまう




すき、きらい、すき、きらい…


Aへの愛しさと憎しさが交差する。




たすけてよ、つらい。俺こんなにつらいのに。






「A..っ」






手に力を入れかけたその時












『ん..ぅ、そうた』





うっすらと開いた目が俺を捕えると、いつから出ていたのか分からない涙が拭われる。


自分が殺されそうなのにそれには気づかず、俺の心配ばかりのAに罪悪感と愛しさが溢れ

余計涙が止まらなくなってしまう。






「A、A…っ」





ただひたすら縋るように、

どこにも行かないよう繋ぎ止めるように、

細くて綺麗な腰に腕を巻き付ける。


それに気づくとあやすように俺の背中を撫でてくれる。





『何があっても私は壮大が好きだから』



珍しくAから口付けをされた

そして俺が落ち着いたのを見るなり、ゆっくりと瞼が閉じる。







「っ、はぁぁぁ…」





たった数秒で感情がぐちゃぐちゃにされて、長いため息が思わず出る。さ

ほんとどんだけ惚れ直させる気なんだよ…あ"〜もう..ッ







ひとしきり悶えた後、Aから見えなさそうで見える場所に印をつけ二度寝をする。



あとで怒られたとかなんとか…












．




早速壮大くんの情緒がぶっ壊れましたね。
私が書く壮大くんはかなり病んでます…今後もっとひどくなる予定なので地雷を踏まないようお気をつけて！！


イカリマメ

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