警察 ページ15
ー翌日ー
「……………………あれま」
Aが起きて見ると、時計は午後1時を指していた。
「……昨日のせいだな。うん」
昨日Aが帰宅(鬼瓦家)したのは真夜中。
帰った途端ベッドにダイブ。
服も昨日のままである。
「……さてと」
とりあえず、顔洗って歯磨きして着替えて、朝食……いや、今昼だもんな。
昼食……やっぱ寝起きだからいいや。
作るのもめんどい。
「じゃあ今日は本題の方をするか」
Aは、机に向かい、ヘッドフォンを着けて、右のボタンを押した。
すると、正面に映像画面が出てきて、机にキーボードの映像が映し出される。
「よし……やってみるか」
Aは早速本題……影山零治について調べ始めた。
.
.
.
.
ー夕方ー
「……うーん……」
調べていて、分かったことはほとんどなかった。
情報はあったものの、サッカー協会の副会長だったとか、知ってるものばかりだった。
唯一知らなかったことと言えば、父親がサッカーの選手だったことくらいだ。
「……今どこで何してんだか」
ピロン♪
「ん……？鬼瓦さんだ」
メールの着信が来た。
トンッ 机のenterキーを叩く。
ーーーーーーーーーーーーーー
ToA
From鬼瓦さん
今東京に着いた。
2時間くらいで帰れると思う。
悪いが簡単なやつでいいから夕飯を作っておいてくれ。
ーーーーーーーーーーーーーーー
「…………マジですか」
材料あるかね……？
そう思いながら Aはボタンを押してヘッドフォンを外した。
そして冷蔵庫確認。
「あっ結構ある。じゃあ鶏肉あるし……鳥飯作ろっかな」
よかったわぁ……しばらく買い物行かなくていいかも。
そう思いながら早速鶏肉を焼く。
(……にしても、結局分からなかったな。影山について)
自分の脳を改めて呪った。
ハンスみたいな頭だったら一発で居場所特定できたんだろうけど……。
「……まあ仕方ない……あいつにまで世話焼かせるわわけにはいかないよね……」
でも……こんなので影山を追い詰められるのかな。
……サッカーできる日が来るのかな。
「……サッカー……したい……」
！ダメダメ！！何考えてんの私！
ブンッと頭を振った。
……目的を果たすまでは……。
「警察でいなきゃ……」
ガチャ
「ただいまー」
鬼瓦さんが帰ってきた。
「！お帰り！！」
私は思考を振り払うように、大きな声で返事をした。
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まとい - しかもいくらおにぎりが好物なんて！私と同じで嬉しかったです！無理しない程度に頑張ってください！応援してます！ (2017年8月27日 0時) (
レス) id: 9c8ce1c873 (このIDを非表示/違反報告)
まとい - 最初読んだ瞬間から、なんという神作ではないか！と思いました。とても面白いです！また、新たな更新楽しみにしています！ (2017年8月27日 0時) (レス) id: 9c8ce1c873 (このIDを非表示/違反報告)
カルナ→りぃ様 - そんな素晴らしいことを言っていただいて、感激で泣きそうです！！ありがとうございます！！こんな駄作ですが、さらに面白くなるよう頑張ります！！ (2016年4月7日 8時) (レス) id: 2fc0216268 (このIDを非表示/違反報告)
カルナ→どS様！沖田様サイコ〜様 - とても嬉しいです！！どうかよろしくお願いします！！ (2016年4月7日 8時) (レス) id: 2fc0216268 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ - カルナさん» 新しい更新がされていてすぐに読んでしまいました！やっぱり、とても面白いです！１話の更新でも次どんな展開になるたのしみです。またこ新たな更新楽しみにしています♪ (2016年4月6日 2時) (レス) id: 7429e82d92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カルナ | 作成日時：2015年12月20日 8時
