Evans Knot(tk×in) ページ7
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※リアル設定
本当に苦手だったし、苦手だと思われてるって自覚もあった。
ほかのメンバーに気を使わせてることにも気付いてたけど、人の気持ちを他人がどうこうする事は出来ないんだよなぁ、なんて他人事のように考えていた。
連絡を取り合うことすら無かったから、ふたりで遊びに行くなんて論外も論外。
そんな事あったら天地がひっくり返るわって、割と本気で大ちゃんに言ったこともあったっけ。
有｢で？いまって天地ひっくり返ってるの？｣
伊｢……未成年が飲酒したらいけないんだよ｣
10年以上前に成人してるわ！と声を上げる大ちゃんは、似合わないジョッキを持って、これまた似合わないつまみを口に運んだ。
ファンからの需要度が高いいのありでの撮影終わり
珍しくお互いほかの仕事がないからと、久しぶりにふたりでご飯に行くことになった。
んだけど……
事ある毎に大ちゃんは、俺たちの昔ばなしをネタにする。
まああの時代
大ちゃんが1番板挟みになって大変だったらしくて、仕方ないみたい
有｢そういえば�睫擇�ら聞いたけど、今度の休み、またツーリング行くんだって？｣
伊｢あー、うん。なんかたかぎオススメの…なんだっけ？なんかを見に行く、とか？｣
有｢そこは覚えといてやれよ。相変わらずテキトーだなぁ｣
そう呆れたように言いながら携帯を手に取る姿を見て、
大ちゃんだって相変わらずじゃんっと心の中で愚痴をこぼす。
すっかり携帯に夢中の彼には慣れっこだけど
やっぱりちょっとムカつくから、サラダに梅ドレッシングをいっぱいかけて渡してあげた
．
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作者名：にゃんけんけい | 作成日時：2024年1月28日 10時
