青い猫の想いのままに(×in)

･ ページ15

in side
有｢え、だって言ってたじゃん…！｣


伊｢言った記憶ないんだけど…｣


有｢嘘でしょ！？じゃあいつものテキトー発言ってこと？｣




やべぇどうしよう、と頭を抱えだす


てゆーか、いつものってなんだよ。失礼な

しかもなにその、まるで俺が筋肉好きじゃなきゃ困るみたいな反応……




伊｢急になんなの？｣


有｢いや、えっと…｣





訳が分からず聞いてみるけど、目は合わない。
というより、完全に目が泳いでる



どうしたもんかと困っていると、いつの間にこっちに来たのか、大ちゃんの後ろに筋肉小僧の姿が。




でも大ちゃんは気付いてないみたいだったから、教えてあげようと思ったんだけど、その前に知念が口を開いた




知｢何の話してるの？｣


有｢！！ち、ねん…っ｣



楽しそうだね、と可愛く微笑む知念とは裏腹に、大ちゃんの顔は青ざめてて、そんな顔ファンが見たら泣くよってレベルの顔をしている



あうあうしてる大ちゃんの代わりに、さっきまでの会話の内容を話したら、ちょっと大貴借りてくね。と、にこやかに楽屋の外へ消えていった。







･

その後、10分足らずで肩を落とした大ちゃんとちょっと怒った顔をしている知念が戻ってくる。



それと同時くらいにスタッフさんが呼びに来たから、大ちゃんが何を言いたかったのか、2人が何を話したのかは分からずじまいのまま、撮影が始まった。










．

．→←ときめくあなた(cn×in)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す