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俺の恋愛論を語ったら、その次は部活の話になった。
同じクラスになって出来た友達である、ゆーてぃと圭人は軽音部
知念は…帰宅部だけど、あらゆる部活に助っ人として顔を出していると聞く
交換条件付きで
何を提供されてるのか聞きたいが、知った後が怖いから未だに聞けないのは許してほしい
中「俺らんとこ、先輩3人しかいないし、皆さんフレンドリーだからすげぇ楽しいよ!」
山「そういえば、創立1年だったっけ?」
岡「そうそう、去年先輩方が作ったんだって」
知「あ、僕この前軽音部の話聞いた。顔面偏差値高過ぎて、その3人以外誰も入部しようとしなかったらしいよ」
……なんだそれ、そんな理由で?
てゆーか知念さんはどこからそんな情報を…
そう疑問に思ったのは俺だけだったみたいで、他の2人は目をキラキラと輝かせた
中「そうなんだよ!まじで顔整ってる人達ばっかでさぁー!」
岡「もう同じ空間にいるだけで緊張しちゃうよ!」
山「アイドルじゃあるまいし…」
中岡「「アイドルみたいな存在なの!」」
山「……はい」
2人同時に言われ、縮こまる
ゆーてぃはともかく、圭人までそんな熱くなるなんてよっぽどなんだなぁ
中「特に伊野尾先輩がやばいんだよねー!俺、被写体になってください!ってお願いしてる!」
山「イイオ先輩?」
中「い、の、お!先輩!キーボードなんだけど、めちゃくちゃ美人なんだよねー!」
名前間違えたら、鬼の形相で修正された……
ん?それよりも、美人?
ってことは女の先輩ってことかな?
岡「他の2人とは別ジャンルの整った顔してるよね」
知「伊野尾先輩、かぁ…噂でしか聞いた事ないけど、会ってみたいなぁって思ってるんだよね」
山「いやお前、人見知り酷いんだから会うもなにも゙っ!?いってぇー!!」
幼なじみとして発言しただけなのに!
思い切り弁慶の泣き所蹴る必要ある!?
泣きながら脛を労る俺を他所に、3人は『イノオ先輩』の話でここ1番の盛り上がりを見せているから、話に入る事も出来ずにご飯を啄く
結局話が終わる頃には
ゆーてぃ達がいるならと、知念は見学に行くことになっていた
……前までは俺以外と話せなかった癖に、と少しいじけそう
知「あ、涼介。しょうがないから今日は一緒に帰ってあげる」
山「ふぇえ、ちーちゃん…」
知「え、なに泣いてんの。キモイんだけど」
………………ツンデレ知念様は健在のようです
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作者名:にゃんけんけい | 作成日時:2019年4月18日 10時