青い猫の気の向くままに(×in)

これが俺らのAinoArika(hk×in) ページ3

kapone0319さんからリクエストいただきました、プロポーズひかいのです。

hk side
※リアル設定
俺は同じメンバーの伊野尾慧と付き合っている。

付き合えるまで、お互い素直じゃないもんだから遠回りしまくった。
そんな俺らに見兼ねた薮が手助けしてくれて、なんとか俺から告白した。


極力仕事にプライベートを持ち込まないようにしよう。

そう約束し、ラジオがある土曜日とオフが重なった時だけ、いのちゃんは俺の家に泊まりに来るようになった。

お互い忙しい身だからオフが重なる時なんてほとんどなく、実質土曜日のみだけど。


だから俺はいのちゃんを連れてくる土曜日が大好きで、いのちゃんを奪う日曜日が大嫌いだ。



ーーーーーーーーーー.........
今日は土曜日。
ラジオの日で、唯一いのちゃんが泊まりに来る日。

スタジオでいのちゃんと合流して、今日の流れを軽く確認してるんだけど、すでに上機嫌の俺にスタッフは首をかしげてる。

元々この日は機嫌はいいけど、今日は訳が違う。

なんたっていのちゃんから

in｢あ、光。明後日オフって言ってたよね？まだ予定とか決まってない？俺もオフになった！｣

と言われ、2日連続いのちゃんを家に泊めることがついさっき決定したんだから。

仕事場で会えるじゃんって思うかもだけど、イチャつくことが出来ないのは結構辛いんだよ…。



浮かれ気分で始まったラジオは、いつもより噛み倒し、そんな俺をいのちゃんはいつも通り優しく訂正しながらあっという間に終わった。

マネージャーに俺のマンションまで送ってもらい、エントランスを通ってエレベーターに乗り込む。



in｢いつもより噛んでたね？｣

hk｢うっせ、｣


完全に2人っきりになると、距離を詰めてきて嫌味を言ってくる。

理由なんて分かってるくせに…。


また何か言いたげな口を、俺ので塞いだ。


in｢っん…ばか、いつ開くか分かんないのに｣

hk｢とか言いながらいのちゃんも乗り気じゃん｣

in｢は？俺のどこが…｣

hk｢手｣


そう教えてあげるといのちゃんの目線が下に行く。


in｢ちがっ、これは…！｣


いのちゃんの『もっと』って言葉の代わりにする癖。
俺の服を自分の方に引っ張って来るんだよね。

だから俺の寝巻きは全部、見事に伸びきってる。


これ以上寝巻きをおじゃんにされるのはさすがに…ってこの前指摘したばっかり。
ま、本当はそんなの建前で、自覚した時の真っ赤になる顔が見たかっただけなのは俺の秘密。

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