ぼくは男だ！０８ ページ10
ピピピ、とぼくのインカムが鳴る。
･･･むむ、ミネルっちからだ。
「悪い、ちょっと抜けるわ」
ぼくはそう呟いて、リュゲルたちから少し距離を置いた。
「･･･なんだい？ミネルっち」
“ミネルっち”のこと、“ミネル・エイバ”さん。
ララヤ姫の子守役、とでも言っておこうかな？今は。
『ララヤ様が貴方様をお呼びです。至急、城に来ていただけませんか』
姫が？
･･･ん。仕方ないな。
「姫の頼みとあらば、至急向かわせていただきます」
『助かります』
ぼくはここで通信を切った。
･･･姫がぼくを？何の用だろう。
ぼくはリュゲルとガンダレスに告げる。
「悪い、姫が呼んでるからこれから城に向かうわ」
「んお、そうなのか？大変だな、アヤも」
「気をつけろよ？･･･いや、俺も着いて行こう。アヤに変な虫がつくのも嫌だからな」
変な虫？なんのことやら。
まあついてくるならついてくるでいいんだけどさ。
ぼくは小さく呟く。
「ちょっと時間かかるかも。･･･それでもいい？」
リュゲルとガンダレスは顔を見合わせる。
「全っ然、！構わないぜ!!」
「アヤを守るためだからな。それくらいどうってことない」
そうなのだろうか。
ぼくは、さて。と息をつく。
「行くよ」
ぼくたちは５００ｍ先の城に向かって走り出した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 49人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蓮＊魔王＊雪城(プロフ) - いしっちさん» おお、了解ｗ女は幼馴染の彩しか許さんからな！ｗ (2014年3月18日 11時) (
レス) id: 5d96ae1862 (このIDを非表示/違反報告)
いしっち(プロフ) - あ、そう言えば名前変えた！元涼歌です！ (2014年3月18日 1時) (レス) id: 57a7940d26 (このIDを非表示/違反報告)
いしっち(プロフ) - 蓮＊魔王＊雪城さん» 私の脳に正常にインプットイタシマシタｗｗｗ (2014年3月18日 1時) (レス) id: 57a7940d26 (このIDを非表示/違反報告)
蓮＊魔王＊雪城(プロフ) - 涼歌さん» ……差別ジャナイヨ？普通ダヨ？ (2014年3月17日 11時) (レス) id: 5d96ae1862 (このIDを非表示/違反報告)
涼歌(プロフ) - 蓮＊魔王＊雪城さん» 差別うぅうううｗｗｗつぼったｗｗｗｗｗｗｗｗｗ (2014年3月17日 9時) (レス) id: 57a7940d26 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蓮＊魔王＊雪城 | 作成日時：2013年12月23日 0時
