ぼくは男だ！４０ ページ48
ぼくは手に剣を持ち、上下に振りかざす。
ビュンッ。と剣は風を切り、木片を斬った。
みんな、おお！と声を上げる。
「たいしたもんだなぁ」
「ていうかなんであんな物騒なもの持ってるの？」
「そういう星の風習なんじゃない？」
別に風習なんかじゃないけどな。
ただ手放せないだけ。
大体ファラム・オービアスで持ち歩いたら銃刀法違反で捕まるし。
･･･まっ、ぼくの場合は姫の護衛をしているから問題ないけど。
「すごい上手だね！どこかで習ったの？」
松風はぼくに尋ねる。
ぼくは無愛想に、別に。とソッポを向いた。
「･･･何あれ、感じ悪ッ」
野咲はぼくに聞こえるようにそう呟く。
鉄角は怒ったように、野咲！と声を上げた。
感じ悪いのはどっちだよ。
「･･･ごめんね、チームメイトが」
松風は申し訳なさそうに頭を下げる。
ぼくは首をかしげた。
「なんで松風が謝るの？」
「だって、仲間の言ったことは俺が言ったようなものだし」
重い空気のまんまにしたくないからね。
松風はそう言って頬をかいた。
･･･ふぅん。地球人ってのはそういうものなのか。
「いいや、別に気にしていないわ。人なんて、そういうものだしね」
ぼくはそう言ってまた剣を振るう。
不意に皆帆に話しかけられた。
「ねえ、その剣は君の？」
･･････なんで、そんなこと聞くんだろう。
「･･･今は、ぼくの」
「今って？前のは誰だったの？」
･･･なんだ、こいつ。
「もしかして、“ベルガ”って人の？」
「!!」
ぼくは直感的に分かった。
“こいつとは、関わっちゃいけない”と。
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蓮＊魔王＊雪城(プロフ) - いしっちさん» おお、了解ｗ女は幼馴染の彩しか許さんからな！ｗ (2014年3月18日 11時) (
レス) id: 5d96ae1862 (このIDを非表示/違反報告)
いしっち(プロフ) - あ、そう言えば名前変えた！元涼歌です！ (2014年3月18日 1時) (レス) id: 57a7940d26 (このIDを非表示/違反報告)
いしっち(プロフ) - 蓮＊魔王＊雪城さん» 私の脳に正常にインプットイタシマシタｗｗｗ (2014年3月18日 1時) (レス) id: 57a7940d26 (このIDを非表示/違反報告)
蓮＊魔王＊雪城(プロフ) - 涼歌さん» ……差別ジャナイヨ？普通ダヨ？ (2014年3月17日 11時) (レス) id: 5d96ae1862 (このIDを非表示/違反報告)
涼歌(プロフ) - 蓮＊魔王＊雪城さん» 差別うぅうううｗｗｗつぼったｗｗｗｗｗｗｗｗｗ (2014年3月17日 9時) (レス) id: 57a7940d26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮＊魔王＊雪城 | 作成日時：2013年12月23日 0時
