ぼくは男だ！３９ ページ45
(剣城ＳＩＤＥ)
Aは数々の料理を拒んだ。
食べたくない。だの、不味い。だの食べもしないで全て断る。
Aは林檎を頬張りながら、女子たちの勧めを次々とまた断った。
「や、いらない。林檎以外･･･いらない」
何故そこまで林檎にこだわるのだろう。
だってアレルギーとかそういうのじゃないんだろ？
「林檎ばっか食べてちゃ絶対飽きるって！」
「飽きない。１０年間、ずっと食べ続けても飽きなかったもの」
１０年間ずっと!?
「林檎以外、食べてしまったら死んでしまうわ。･･･人の作ったものなんて、信じられないもの」
「･･･え？」
･･････どういうことだ？
Aはハッと口を押さえる。
それは、「しまった」といわんばかりに。
「･･･小さいとき、不味い料理を食べたの。･･･それ以来、トラウマで」
「あ･･･ああ！そういうことねっ！･･･ビックリしたぁ」
･･･野咲は気付かないのか？
Aの話し方の違和感に。
「何か、変だね」
皆帆はポツリと呟いた。
「･･････俺もそう思う」
「やっぱりかい？･･･彼女、何か隠してると思うんだよね」
「･･･たとえば、なんだ？」
俺は皆帆に問う。
皆帆は眉を潜め、それはまだ分からないよ。と呟いた。
･･･なんなんだろうな、Aって。
このとき、俺は気付くべきだった。
Aが怪しげに笑みを浮かべていたことに。
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蓮＊魔王＊雪城(プロフ) - いしっちさん» おお、了解ｗ女は幼馴染の彩しか許さんからな！ｗ (2014年3月18日 11時) (
レス) id: 5d96ae1862 (このIDを非表示/違反報告)
いしっち(プロフ) - あ、そう言えば名前変えた！元涼歌です！ (2014年3月18日 1時) (レス) id: 57a7940d26 (このIDを非表示/違反報告)
いしっち(プロフ) - 蓮＊魔王＊雪城さん» 私の脳に正常にインプットイタシマシタｗｗｗ (2014年3月18日 1時) (レス) id: 57a7940d26 (このIDを非表示/違反報告)
蓮＊魔王＊雪城(プロフ) - 涼歌さん» ……差別ジャナイヨ？普通ダヨ？ (2014年3月17日 11時) (レス) id: 5d96ae1862 (このIDを非表示/違反報告)
涼歌(プロフ) - 蓮＊魔王＊雪城さん» 差別うぅうううｗｗｗつぼったｗｗｗｗｗｗｗｗｗ (2014年3月17日 9時) (レス) id: 57a7940d26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮＊魔王＊雪城 | 作成日時：2013年12月23日 0時
