【オリジナル】リアルタイム人狼ゲーム (ページ17)

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７日目：昼ページ17

〈今日は犠牲者がいないようだ〉

〈すべての人狼を退治した！人狼に怯える日々は去ったのだ！〉

ＧＭのアナウンスが響いた

今までタイマーとしてしか機能していなかった画面が切り替わる

A 村人 [生存]
星音碧占い師 [生存]
モノクロ霊能師 [生存]
マイナス村人 [死亡]
ミケ村人 [生存]
パスタ人狼 [死亡]
ヨーグレット村人 [死亡]
なめたけ村人 [死亡]
むこっさん人狼 [死亡]
星音りぃ狂人 [死亡]
くらま騎士 [死亡]
ゆき人狼 [死亡]
イソフラボン村人 [死亡]
覇王鬼帝村人 [死亡]
活発な河童村人 [生存]

〈お疲れ様でした墓場の間にいる人は広場の間へと来てください〉

『？』

ＧＭのアナウンスから1分もしないうちに広場の間に１０人の人間が入ってきた

今までに吊られたり噛まれたりした人たちだ

「りぃ！！」

「碧姉！！」

星音姉妹が駆け寄って抱き合う

良かった...と生き残っていた誰もが安堵した

〈感動の再会のところ悪いんだけど...〉

そんな感傷に浸るまもなくＧＭが言う

〈この度は、リヨン村に来てくれてありがとう！ＧＭはこの僕！リヨン！
とっても楽しませて貰ったよ！
またやろうね！〉

それだけ言うと広場の間に閃光が走る

Aは思わず目を瞑った

しばらくして目を開けるとおよそ一週間見ていなかった自分の家の自分の部屋

日付は一週間前のまま

(...夢だったのかな)

しかし、Aの胸にはしっかりと小学生のようなAと書かれた名札がつけてあった

不思議な体験だったな...と思いつつ名札を外す

「...またやろうね、か...」

最後にリヨンと名乗ったＧＭのセリフを思い出しながらAはリビングへと降りていった

リアルタイム人狼ゲーム－完－