音楽の天使 #2 (ページ20)

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僕は今モーレツに困っている。

「A、どうだ？止まったか？」

クリスヒョンに心配されながら僕は鼻のティッシュを詰め替える。

そう。

恐れていた鼻血ブー。

「なんで急に出たんだろうね！」

ニヤニヤとした目で今にも吹き出しそうn「ヒャッヒャッww」

今吹き出したタオヒョン。

「ヤラシイことでも考えてたんじゃね？w」

と、ベッキョニヒョン。

「ヤ！ベク！Aがヤラシイ事なんて考えるわけないだろ！Aだぞ！大天使Aだぞ！」

ベッキョニヒョンの発言にちょっとだけ食い気味に謎の否定の言葉を述べるチャニョリヒョン。

「頭に血でものぼったのかな？」

「この練習室熱気で暑いですもんね～」

換気する？なんて2人でせっせと動きだしたミンソギヒョンとジョンデヒョン。

「A、水分補給して」

水を持って来てくれたギョンスヒョンに感謝の言葉を伝えた。

「鼻声w」って笑われたけど。

「A～鼻の粘膜弱いの？」

と、暑がりなイーシンヒョンがタンクトップに着替えながらこっちに来た。ええカラダしてますな～。

「どうなんですかねぇ」

「ヒョン、Aこの前も鼻血出してたんでもしかしたらそうなのかもしれません」

セフニヒョンは前にも僕が鼻血出したから少し心配そうに顔をのぞいてくる。

「10代は鼻血が出やすいらしいからな…A若いね、僕鼻血なんて随分出てないや」

ジュンミョニヒョン、鼻血は別に出なくていいものなんですよ…

「ジョンイニヒョンは先生とあそこでなにしてるんですかね？」

僕が聞いてみると近くにいたヒョン達が一斉にジョンイニヒョンの方を向いた。怖い。

しばらくみんなで見つめていると先生とジョンイニヒョンがこっちに向かって来た。

「A、この前も鼻血出たらしいな？しかもまだ止まってないし…心配だったら病院行って来たら？」

そう先生に言われた。
病院に行くほど心配ではないので首を横に振っておいた。

「じゃあ今そのティッシュ外して止まってなかったら行こう」

ジョンイニヒョンが座っている僕の目線に合わせてそう言って来た。

言葉通りにティッシュを外してみたら止まっていたので病院回避。

僕ぶっちゃけ病院嫌い。
だって病院の先生って強面だしちょっと口調強くない？怖いからヤダ。
女の先生だと尚更ヤダ。優しいおじちゃん、おばちゃん先生ならいいけどね！