音楽の天使 #2 (ページ18)

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「ジョンイナ、起きて」

「ん、」

「お！今日は寝起きがいい！なんか感激！」

「チャニョリヒョンうるさい…」

朝から元気なヒョンを置いてのそのそとリビングに行くと案の定いないA

「ジョンイナ今日は珍しくすぐ起きたんだね！」

と、うちのリーダーも朝から元気だ。

「寝起きのところ悪いけど寝坊助起こして来てもらっていい？」

そうギョンスヒョンに頼まれた。
寝坊助ことAを起こすのは俺の役目らしい。

分かりましたとだけ言ってAの部屋に向かう。

部屋に入るとスースーと気持ちよさそうに眠る弟の姿が見えた。

「A、起きて朝」

と声をかけてみるけど身動き１つしない。

「A」

少し体を揺すってみたけど全くの無反応。
疲れてるんだよね。

「A起きて」

軽く肩を叩いてみるとやっと反応してくれた。

「んん…」

少しグズってしまった。

「A、ジュンミョニヒョン呼んでるから起きて」

「ん…」

やっと体を起こして起きる動作をしだした。
このまま放っておいたら座ったまま寝だすのでリビングまで引っ張って行く。

「お、やっと起きたね」

「ミンソギヒョン、今日はいい方でしたよ」

「そうなの？w Aおはよう」

「○☆♪＊%#…」

「え？なんて？w」

ここにいる誰もが聞き取れなかったであろうAの呟き。
隣にいる俺でさえ聞き取れなかった。

「おはようございます…」

言い直したA。
おはようございますって言ってたんだねw

「すんごい眠そうww」

チャニョリヒョンの一言にまた注目されるA。

「A夜中に帰ってきたからでとぅね」

夜中？また夜中に帰って来たの？

「セフナ、それ何時頃なの？」

「んー、確か…トイレに起きたのが2時過ぎだったから～…それより少し後だと…」

色んなところでため息が聞こえた。

横からスースーと寝息が聞こえて見ると、立ちながら寝ていたA。
器用だな…

また、各方向からため息交じりの笑いが聞こえてきた。

早く目を覚まさせて支度しないと…
はぁw