音楽の天使

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「どうも〜」

「君とヒチョルくらいだよ僕にそんな軽く来る人は」

「それほどでも」

「褒めてないけどね？」

僕は今先生ことイスマンさんのとこに来ている。
冒頭で御察しの通りあまり堅苦しいのは好きじゃない。

この人も僕とヒチョリヒョンには呆れ…ごほん
あまり干渉してこない。諦められている。
こいつらはダメと言ってもやるだろう的な感じで。間違いない。

「で、なんだったかな？クリスを？」

「老化ですか？」

「喧しいよ」

「クリスヒョンに俳優の仕事をさせてあげてください」

「させてあげてくださいって言われてもねぇ」

「トリリンガルなヒョンに仕事が来てない事がおかしい」

と、言ったらこの人ビクッとしたぞ。見逃さなかったからな！！！！！

「んー、でもなぁ」

「何を渋ってるんです、これはチャンスですよ！EXOにとっても会社にとっても！」

まぁそうだなと言って渋々書類を僕に見せてくれた先生。

「来てるやないかい」

おっと、

「何が問題なんですか？中国人だからとかクソみたいな理由だったら許しませんよ」

「アハハ、そんなわけないだろ」

目が泳ぎまくりだよ。

「さ、今日にでもヒョンを呼んでオファー引き受けさせてくださいよ！僕言いましたからね！！！帰る！」

「まったく嵐のような子だ…はぁ」




その日の夜、僕はクリスヒョンに呼ばれた。

「どうしたんです？」

「実はな、今度ドラマが決まったんだ」

よくやった、先生。

「それをA、お前に1番に聞いて欲しくて」

「毎週見ます！ヒョン過密スケジュールになりそうですね」

「そうだな…でも俺のやりたいことができるんだ。頑張るさ」

「辛くなったら…いや、辛くなる前に僕らに言ってくださいね？力になります」

「ハハッそうだな。ありがとう」

「明日にでもみんなに報告して宴だぁぁぁああぁあ！！」

「ちょ、うるさ」

最近、ONE PIECEの見過ぎでもしかしたら僕って能力者なのかもとか思ったり。流石にそれはない。



――――
みなさん、ここまで読んでいただきありがとうございます。
御察しの方はいるかと思いますが、当方シリアスなシーンぶち壊す天才でございます。
書きたくてもおふざけに走ったり…
シリアス勉強します。ヒンッ

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