memory306 美久 ページ16
翼ちゃんの意識は戻り、ドリンクを作る手を休めないように、うちは話に耳を傾けてた。
翼ちゃんが見たと言う不思議な夢の事。
ここ何時間かのやり取りの全てを忘れた事。
後者はある程度の推測ができるけど、前者は推測できない。
翼ちゃんの中で何かが起こったのか、はたまた何かの予兆なのか……
あの小さな背中に背負ってるものが大きすぎるからか、うちのただの勘違いか……
相反する推測が頭の中を駆け巡る。
紫「美久、少しは試合に集中しろよ？
今起こったことが衝撃的だったのは分かるが……
アタシたちが応援しないと、な？」
美「……はい。」
いきなり声をかけられたからか、ちょっと肩が震えてしまった。
いや、もう少し前から呼ばれていたのかもしれない。
それほどに自分の世界に没頭してしまっていたみたいだった。
美「……すみません、監督。」
うちがシャキっとしないでどうする
うちが皆を支えないでどうする
自分の役目を全うするんだ
紫「……お前も背負いすぎるなよ。」
美「……背負うものに重いも軽いもありませんから。
きっと大丈夫ですよ。」
そう、うちは皆を陰で支えるんだ
皆に万全の状態でグランドに立ってもらうために
そのためだったらなんだって背負ってやる
エルドラドの陰謀を暴くためにも皆は戦ってるんだ
グランドに目を向ける
きーちゃんがゴールに一直線に走ってきていた
そして沙織ちゃんとの束の間の対峙
沙織ちゃんの悲しそうな顔ときーちゃんの冷たい視線
あんなに仲のよかった二人がこんな試合をするなんて……
そして、あのきーちゃんのシュート
こんな短時間で身に付けられるものなのかな？
マインドコントロールのせいだと思いたい
そういえば、きーちゃんの目、赤かった……
あれもマインドコントロールの影響？
どっちにしろ、体に悪いと思う
『どんなに洗脳されてても敵なのは敵！』
あの時はとっさに言い返せなかった
けど、心配なものは仕方がないじゃない
友達だもの、仲間だもの
救うために戦ってるんだ
……そう思いたい
***
ぐたぐだでごめんなさい……
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pierrot＠魔王(プロフ) - ひばりさん» 魔王ちゃんは平気ですよー。うん、今は入りにくいからしばらくたってから戻ろ！ (2015年4月25日 19時) (
レス) id: c0981241fa (このIDを非表示/違反報告)
ひばり(プロフ) - 皆さん、あのですね、ミツキちゃんが、かえってきたいって言ってくれてるんだけど……意見聞きたいな。 (2015年4月25日 17時) (レス) id: 5fcb6037ce (このIDを非表示/違反報告)
ひばり(プロフ) - ミツキさん» あいさっ (2015年4月25日 16時) (レス) id: 5fcb6037ce (このIDを非表示/違反報告)
ミツキ(プロフ) - ひばりさん» とりあえず…ももにLINEで友達(以下略)で登録するからそこで話そう (2015年4月25日 16時) (レス) id: 034ba739ea (このIDを非表示/違反報告)
ひばり(プロフ) - ミツキさん» マジか……思わず便乗しちゃったじゃないか… (2015年4月25日 16時) (レス) id: 5fcb6037ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時空最強イレブンメンバー x他3人 | 作者ホームページ：http
作成日時：2014年12月15日 7時
