8-45. ページ48
「何着て行こうー//」
「えー！なんで悩むのー？ぼくここにいるのにー！」
「だって…//」
お仕事ジュンスに会う日は、
少しだけ緊張する。
自分でも不思議。
めいいっぱいオシャレして、
メイクも念入りにして、
会場に向かいたくて。
「うははシアペン出たあー♪」
またジュンス本人に笑われて。
「でもねでもね嬉しいんだ！」
「ジュンス…」
「だってずっとぼくを応援してくれてるって事でしょ。」
変わらず変わらずずーっと好きだから、
安心してね。
午前中に連絡がきた森さんは、
2回目の増版が決まって嬉しそうだった。
藍色のエプロンには、
予想以上の応募があって。
当たったシアペンさんのブログをコッソリ拝見して、
喜んでくれている事に嬉しくなった。
『来月…もしくは再来月に、また出店出来たらと』
前回好評だったお弁当企画が
今回も同じように開催できるかは不安もたくさんあって。
でも、ジュンスに相談したら、
「ぼくも食べたい！メニュー考えていい？コッソリ」
なんて張り切ってて。
「危ない事がないように、
Aはごはん作り係ね！」
あくまで裏方に徹する事を条件に、
森さんにもよろしくお願いしますと返事した。
夕方少しだけ陽が傾いてきた時間帯に、
家を出て、緊張しながらも劇場についた。
久しぶり……この会場。前にも来たことある…。
懐かしい記憶がよみがえって。
MG「こんにちは、こちらです」
ジュンスのマネージャーさんが、
さっと私を案内してくれて。
普段DVDのオフショットでしか見られない、
舞台裏を進んでいく。
MG「こちらでお待ちくだ……Aさん？」
すごい……
こんなにたくさんの機材…
衣装…
スタッフさん…
主役はジュンスだけれど、
こんなにも多くの人の支えでジュンスは舞台に生きている。
そう実感して涙が溢れた。
「あら…大丈夫？ジュンスの……彼女さんよね？」
優しく微笑み私の肩に手を置いたその女性は、
いつもジュンスを支えてくれて、
一緒に作品を作り上げてくれる、
音楽監督かつ指揮者の先生だった。
よく…拝見している、素晴らしい方…
「あの…いつもありがとうございます…//
私、ずっと先生の作品見てて…
ジュンスを通して先生を知って、
世界観がとても好きなんです」
先生はニッコリ笑って、
「貴方がジュンスを支えてくれてるのね。
最近…表現に深みが出たのはきっと貴方のおかげ。
ありがとう…」
そう言われて、また涙が出た。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 440人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みぃ(プロフ) - emiさん» ありがとうございます！忘れてる部分もあって読み返しながら書いてます笑 (2020年7月1日 13時) (
レス) id: 8a20d7ee05 (このIDを非表示/違反報告)
emi(プロフ) - 更新お待ちしてました！ (2020年7月1日 13時) (レス) id: c67d7f4d06 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 喜代美さん» ありがとうございますー！そう言っていただけて嬉しいです☆ (2020年5月25日 14時) (レス) id: 8a20d7ee05 (このIDを非表示/違反報告)
喜代美(プロフ) - おかえりなさい！待ってました(*^^*)更新ありがとうございます。 (2020年5月25日 14時) (レス) id: 74cf94969f (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 暁子さん» お久しぶりです！作者の私自身忘れてる設定もあったりで、読み返してました。笑 ありがとうございます！ (2020年5月25日 13時) (レス) id: 8a20d7ee05 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みぃ★
| 作成日時：2015年9月6日 0時
