You are so beautiful -JS- 04

4-5.綺麗な人 ページ5

アリーナ席だから順番ならぶね、という葵と、韓国の携帯番号を交換して別れる。


優花ちゃんも交換したから、 「お友達ふえて嬉しい」と優花ちゃんもるんるん。



私たちはジュンスが教えてくれた裏側の入口で名前を言い、通してもらう。



席はステージ真横のスタンド1列目だった。

韓国のアリーナだと背の小さな優花ちゃんは埋れちゃうかなと心配していたけど、スタンドだから安心。


横からだけど見やすい位置。



持参した手作りうちわを見て優花ちゃんは、

「わ！Aさんのすごい可愛い！」
「あはは//超シアペン丸出しだよね私///」
「ふふ^^いいじゃないですか^^アイドルな彼らも素敵ですもんね！」


どれだけ近くにジュンスを感じても、
ステージ上のジュンスにはいつまでもドキドキできる自信があるよ、私。


それだけ、私の中でのXIAの存在は大きいから…///






「あの……Aさん…ですか？」

始まる10分前に声をかけられて、顔をあげると、
すらっとした長身で髪をゆるめに巻いた綺麗な女性が…。


「あ、…はい、私です^^もしかして、美樹さんですか？」
「はい^^初めまして^^」



綺麗な人…この人がジェジュンの彼女さんなんだ。

優花ちゃんは可愛らしい感じで、
ユリのシンプルな綺麗さとはまた違った、
今時な感じの素敵な女性。



「初めまして、優花です^^」
「優花さん…彼から聞いてます^^初めまして」

周りに聞こえるといけないから、あまり深い話はできなかったけれど、

このあとのご飯に彼女も行けるから、その時にまたゆっくり話したいなと思った。





しばらくして暗転し、ついに始まった。

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