2-06.お互いの体温 ページ6
サッカーの話に熱が入るジュンス。
身振り手振りが大きくって
時々きゃーとかワーとか奇声も発して、
もう１１時もすぎたというのに二人で笑っていた。
ジュンスが、ジュンスがこんなにも私と笑ってくれる。
こんなにも時間を割いてくれる。
ジュンスの時間を独占しているわたし…贅沢すぎる。
時が止まればいいのにって本気で思った。
付き合えなくてもいい。
ずっとこの延長線でもいい。
こうやって笑えるなんて、
私は世界一幸せなシアペンだって心から思った。
話に熱が入りすぎたのか、あっつーいと言いながら
羽織っていた長袖のシャツを脱ぎ、Tシャツ一枚になった。
二の腕が……。筋肉の筋が見える…。
だめだ、これは刺激がつよすぎる！
私は自分の体温が急上昇するのがわかった。
立ち上がり冷たい飲み物を持ってこようとキッチンへ行った。
冷やしておいたコーン茶をグラスに入れようと、
冷蔵庫側に振り返った瞬間…
真後ろに立っていたジュンスにぶつかった。
私の肩はちょうどジュンスの胸板あたりで…。
ふと至近距離で顔を見上げてしまった私…。
上からまっすぐ私を見下ろすジュンス…。
ち、近いなんて距離じゃない！吐息がかかる距離…。
顔が自分でもわかるくらいに火照ってる…！
「ご、ごめんなさい、私気づかなくって…」
と真っ赤な顔をあげ冷蔵庫に向かおうと体の向きをかえようとすると、
グッと二の腕をジュンスに掴まれ、
力強いその両腕い包まれた。
私は一瞬にして思考回路が停止してしまって。
頭が真っ白になった……。
「Aヌナ…」
吐息混じりの色っぽい声でそうつぶやくジュンス…
声が真上から降ってくる。
「じゅ、ジュンスさん？」
そう呼び返すと、腕の力は一層強くなり、
ジュンスの胸板からその体温がわかるくらいに密接していて、
もう、息もできない…
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みぃ(プロフ) - emiさん» なかなか言えないですよねー泣 (2020年7月1日 13時) (
レス) id: 8a20d7ee05 (このIDを非表示/違反報告)
emi(プロフ) - 見返してまたキュンときています！ (2020年7月1日 13時) (レス) id: c67d7f4d06 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ★(プロフ) - ホン・ミレさん» コメントありがとうございます☆ひゃー！泣いていただけるなんて…感無量です！自分的にツボはベッドで背中から抱きしめてるところだったりしますw (2014年9月23日 19時) (レス) id: 1a28807fc4 (このIDを非表示/違反報告)
ホン・ミレ - 自然に、泣いてました(。>ω<。) (2014年9月23日 13時) (レス) id: 644d969a60 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ★(プロフ) - 未来さん» 未来さんアンニョンです(*´ω`*)ユリがきっとこれからバタバタいろんな事やらかしてくれますな(●´ω｀●)笑 (2014年2月27日 7時) (レス) id: 0f6d36eec0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ★
| 作成日時：2014年2月19日 13時
