2-13.ヌナの本音-JS- ページ13
しばらくヌナの寝顔を見ていた僕。
細く長いまつげが綺麗…。
だいぶ良くなったのか血色も良くなりぼくは安心した。
安心したら眠くなってきて、そういえば昨日の夜は徹夜でジェジュンヒョンと曲のアレンジをしていたんだと思い出した。
ヌナのすぐそばに僕は座り込み両腕を枕にして眠りこんでしまった。
どのぐらい寝たんだろう。
髪の毛がサラサラと顔に当たり、誰かがぼくの髪をなででいるのだと気がついた。
目を開けようと思ったけれどヌナの温かな手の感触がして
ただそれだけでぼくは……愛しくて…愛しくて…
しばらくそのまま目を閉じていた。
手の動きが止まりしばらくして、ゆっくり目を開けると、
Aヌナの顔がほんの１０センチぐらいの距離にあって、
ヌナは瞬く間に真っ赤になりそれが可愛くて愛しくて仕方なくて、
ぼくはヌナの両頬を包みこみ、おでこにそっとキスをした。
ヌナの顔はますます赤くなって、目には涙を溜めていて、
その涙がこぼれおちた瞬間、ヌナの頬にもキスをおとした。
ヌナ…お願い。
ぼくの前でもう無理はしないで……
ぼくにはすべてを見せてよ…
こんなに優しいヌナを、ぼくも支えたいんだ。
ぼくはAヌナを抱きしめた。
ヌナはびっくりしてぼくの腕を掴んで、……離そうとした。
「ジュ、ジュンスさん…？」
ぼくを呼んでまっすぐその潤んだ瞳でぼくを見た。
「ヌナ……好きだ。好きだよAヌナ…」
「………え？……//////」
ヌナはとても驚いた顔をして、
でもその後すぐに、やるせないような切ない顔をして。
涙をいっぱい溜めた目を細めて
「ありがとう……ございます^^」
そう言った。
ヌナ…ぼくは本気で言ったんだよ。
Aヌナの気もちをきかせてよ…ヌナの口から本音が聞きたいのに…。
バサっと布団から抜け出しヌナ。
「ジュンスさん^^ありがとうございます。
だいぶ良くなりましたよ^^
運んでもらっちゃって…重かったでしょう？」
「ヌナ…？」
「お腹すきましたよね？何かつくりますね^^」
「ヌナ…。」
そう言ってヌナは寝室から出ようとした。
ぼくはヌナの腕をつかみ、自分の胸の中に抱きしめた。
無言のヌナは一生懸命に息を整え、泣かないように涙を飲み込んで、
「ふふ…^^」そう笑った。
ヌナ…
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みぃ(プロフ) - emiさん» なかなか言えないですよねー泣 (2020年7月1日 13時) (
レス) id: 8a20d7ee05 (このIDを非表示/違反報告)
emi(プロフ) - 見返してまたキュンときています！ (2020年7月1日 13時) (レス) id: c67d7f4d06 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ★(プロフ) - ホン・ミレさん» コメントありがとうございます☆ひゃー！泣いていただけるなんて…感無量です！自分的にツボはベッドで背中から抱きしめてるところだったりしますw (2014年9月23日 19時) (レス) id: 1a28807fc4 (このIDを非表示/違反報告)
ホン・ミレ - 自然に、泣いてました(。>ω<。) (2014年9月23日 13時) (レス) id: 644d969a60 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ★(プロフ) - 未来さん» 未来さんアンニョンです(*´ω`*)ユリがきっとこれからバタバタいろんな事やらかしてくれますな(●´ω｀●)笑 (2014年2月27日 7時) (レス) id: 0f6d36eec0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ★
| 作成日時：2014年2月19日 13時
