06. ページ7
A side .
一通り検査が終わったって聞いて
私は急いで病院に向かった。
『 望、お疲れ様。』
望「 いや、ほんま疲れたわ。笑
めっちゃいろんな機械通されてさ！笑 」
そんな風に笑ってる望は
本当にいつも通りで、
そんな元気な望が何か病気かもなんて
疑う余地もないぐらい。
それでも見えない魔の手は
確実に私たちを迎えに来てた。
.
『 萎縮…？』
そのあと先生に呼ばれて
昨日も使った談話室に呼ばれた。
そこで聞かされたのは
聞いたことあるようなないような病名。
医「 脳の運動神経を司る部分、
…ここですね、萎縮が見られた部分です。」
望の頭の中の
レントゲンみたいなのを見せられながら、
淡々と進められていく説明。
手を動かしなさい、足を動かしなさい、
そんな風に命令するはずの場所が
望は上手く機能しなくなってるって。
望「 ほんなら… 俺、どうなるんですか？」
医「 運動神経と言っても、
一概に手足を動かすだけではありません。」
�� 呼吸器も、筋力も、
すべてそこからの命令で動いています。
そこが機能していかなくなるにつれて、
呼吸障害、嚥下障害、筋力の低下など
様々な症状が起こっていきます。��
そんな残酷な話を
先生は全く動じない表情で話した。
.
望「 A… ごめんな。」
『 なんで、謝るの…。』
望「 いや、なんか、まさか自分がそんなん
なるなんて思ってへんかったからさ…。」
『 そんなの、私もだよ…っ。』
病室に戻ってベッドの上に座る望が、
なんだか急に小さく見えた。
突然の申告に追いつかない頭。
これから先どうすればいいかなんて
今はまだわからなかった。
けど、
『 …でも、大丈夫。私がいるから。
一緒に闘おう… ね？』
望「 うん…っ、ありがとうな…。」
私は望にどんなことがあっても
絶対に支えると、その時心に誓った。
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りく(プロフ) - 待ってました！！無理のない程度で、待ってます！ (2020年5月10日 23時) (
レス) id: b0351a6f95 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん - 低評価って、、、ひどいですね、、急かしませんからのんびりまってます、大好きな作品です！文才尊敬！ (2020年4月19日 11時) (レス) id: 8bbaf315cc (このIDを非表示/違反報告)
伊藤有希(プロフ) - 無理はしないでゆっくりです。私も大好きな作品なので、いつになっても大丈夫です。 (2020年4月18日 22時) (レス) id: 1ab33c8649 (このIDを非表示/違反報告)
(∩'･ｪ･`)⊃ ━☆ﾟ.*･｡° - 低評価おしてるひとなんなん、、、やめてほしいですね。。続編のんびりまってますので、無理はなさらずに！文才大尊敬です、、 (2020年4月17日 11時) (レス) id: d9b566665e (このIDを非表示/違反報告)
しげぉか。(プロフ) - 文才が羨ましいです。つづき楽しみにしてます！ (2020年4月7日 11時) (レス) id: 5caace2fe0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望穂
| 作成日時：2020年3月18日 21時
