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次の日曜日、
約束通りパパが来た。
本当は一人で話すつもりだったけど
望も話すって言うから二人で。
望「 …ご無沙汰してます。」
淳太「 そんなんええから、話しなさい。」
そう言われて、
望は病気のことを話し始めた。
.
淳太「 …そんな、大事なこと、」
望「 ごめんなさい…
なかなか、言い出せなくて。」
そう言って頭を下げる望に
パパは呆れたようにため息をつく。
淳太「 …俺はAの父親やから。
こいつの幸せを一番に願ってんねん。」
望「 …はい。」
淳太「 君はそんな身体で、
Aのこと幸せに出来んのか？」
『 パパ…っ！』
そんなパパの問い掛けに
完全に俯いてしまった望は、
静かに涙を流し始めた。
『 パパ… 酷い…。』
淳太「 何が酷いねん。当たり前やろ。
そんなけじめもないのに、娘は渡さん。」
そう言って立ち上がると、
そのまま洋室に入っていった。
『 ごめん… パパがあんな、』
望「 ううん… お義父さんの、言う通りや。
俺… Aのこと、幸せに出来ひんのかもな…。」
そう言いながら
肩を震わせる望の姿に胸が痛くなる。
病気なんて
なりたくてなったわけじゃないのに、
毎日こんなに頑張って生きてるのに、
どうして望が
そんな風に言われなきゃいけないの？
…さすがの父親でも、許せなかった。
『 …大丈夫。私は望がいるだけで幸せだよ？
だからお願い… 私のそばにいて…？』
そのまま優しく抱きしめた望は
ガタガタと、小さく震えてた。
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りく(プロフ) - 待ってました！！無理のない程度で、待ってます！ (2020年5月10日 23時) (
レス) id: b0351a6f95 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん - 低評価って、、、ひどいですね、、急かしませんからのんびりまってます、大好きな作品です！文才尊敬！ (2020年4月19日 11時) (レス) id: 8bbaf315cc (このIDを非表示/違反報告)
伊藤有希(プロフ) - 無理はしないでゆっくりです。私も大好きな作品なので、いつになっても大丈夫です。 (2020年4月18日 22時) (レス) id: 1ab33c8649 (このIDを非表示/違反報告)
(∩'･ｪ･`)⊃ ━☆ﾟ.*･｡° - 低評価おしてるひとなんなん、、、やめてほしいですね。。続編のんびりまってますので、無理はなさらずに！文才大尊敬です、、 (2020年4月17日 11時) (レス) id: d9b566665e (このIDを非表示/違反報告)
しげぉか。(プロフ) - 文才が羨ましいです。つづき楽しみにしてます！ (2020年4月7日 11時) (レス) id: 5caace2fe0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望穂
| 作成日時：2020年3月18日 21時
