lavender ページ15
｢最近は眠れてますか？｣
TH｢Aちゃんはどうですか？｣
｢ 私は眠れてますよ
テヒョンさんは寝る時にするルーティンとかってありますか？｣
TH｢んー、Aさんは？｣
さっきからこの調子だ。
私はテヒョンさんの事が知りたいのに
彼は 私の事を聞きたがる。
好奇心旺盛で、人懐っこい。
懐に入るのが天性的に上手な人なんだろう。
現に、私だって 嫌な気はしない。
そんなテヒョンさんから
時間がほしいと 要望があり
事務所の専用スペースで面談をする。
｢テヒョンさんってわんちゃん飼ってるんですね｣
TH｢あの...タメ口じゃ、ダメですか？｣
｢あ、...でも｣
TH｢大丈夫ですよ｣
｢その方が気楽ですか？｣
TH｢もちろん｣
｢では、...｣
TH｢うん！ そうしよう！｣
テヒョンさんは
美しい顔に優しい笑顔を浮かべた。
TH｢この子、ヨンタンっていうんだけど｣
携帯の画面を2人で覗き込む。
｢男の子？｣
TH｢そう、僕のことヒョンって｣
｢ふふ、可愛い｣
TH｢今は実家にいるからなかなか会えなくて｣
｢実家は大邱だっけ？｣
TH｢今はもう、ソウルに越してきたよ｣
｢そうなんだ！でも時間がなかなかね｣
そう言えば、と
テヒョンさんは携帯を閉じて
TH｢僕が初めて？ここでこうやって話すの｣
｢うん、テヒョンさんが初めて｣
TH｢あー、テヒョンでいいよ｣
｢さすがに、それは｣
TH｢PDに怒られちゃう？｣
｢...多分？｣
TH｢同い年のスタッフって
なかなかいなかったら仲良くなりたいんだけど｣
さっき見せてくれたヨンタン顔負けの
愛らしい瞳で私を見つめるテヒョンさん。
....ずるいな。
｢じゃ、じゃあ...｣
TH｢やった！ ありがとうAちゃん｣
ここにきてからメンバーの皆さんに
ペースを握られてばっかりで
全然 役に立てる気がしない....。
TH｢みんなとはもう話した？｣
テヒョンのその言葉に
私の脳裏にはジョングクさんが過ぎる。
｢ジョングクさんと、少しだけ｣
TH｢グガ？！｣
｢うん、少しだけど｣
TH｢意外だね、ジョングガは人見知りなのに｣
｢たしかに、そんな感じはするね｣
TH｢そっかー、ジョングギねー｣
｢ん？｣
TH｢うんう、そうだ 今度
いちご狩りに行こうと思うんだけど一緒にどう？｣
“ いちご狩り” “一緒に” ？？
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jia(プロフ) - veritatislさん» veritatislさんコメントありがとうございます！ああ、、、嬉しいです；；これからも楽しんでいただけるよう頑張ります！ (2020年6月15日 0時) (
レス) id: 9d35c7af12 (このIDを非表示/違反報告)
veritatisl(プロフ) - 主さん素晴らしすぎます。楽しく読ませていただいています…！ (2020年6月7日 23時) (レス) id: 243eef421f (このIDを非表示/違反報告)
jia(プロフ) - hanalieさん» hanalieさんコメントありがとうございます！前作から見て頂けていたなんて、、本当にありがとうございます；；これからも宜しくお願い致します！ (2020年6月7日 22時) (レス) id: 9d35c7af12 (このIDを非表示/違反報告)
hanalie(プロフ) - ジョングクの不器用さが愛おしいです。jiaさんの表現がとても好きです。前作また最初から読み返したりして浸ってます。このお話も楽しみしていますね^^* (2020年6月3日 23時) (レス) id: b7b4fd9cd2 (このIDを非表示/違反報告)
jia(プロフ) - みいなさん» みいなさんコメントありがとうございます！前作に続き見てくださり本当にありがとうございます！！とても嬉しいです！これからもぜひ宜しくお願いします；；；； (2020年6月1日 0時) (レス) id: 9d35c7af12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：jia
| 作成日時：2020年5月26日 13時
