jk ページ16
｢ご飯いこうよ、ジョングガ｣
テヒョニヒョンに誘われて
練習終わりにいつもの焼肉屋に行った。
｢よく飽きないですね、
ヒョンたちここばっかり｣
TH｢いいんだよ 気楽でさ、美味しいし｣
｢まあ、そうですけどね｣
TH｢ジョングガ、ごめん｣
｢なんですか急に｣
TH｢本当に、ごめん｣
泣きそうなテヒョニヒョン。
馬鹿かよ、泣きそうなのは俺だって。
テヒョンヒョンがヌナとコラボをした。
その曲を聴いたのは
1人バンで移動しているときで
聴き入れられず途中で洋楽に変えてしまった。
｢ヌナとコラボしたことですか？｣
TH｢いや、｣
分かってるよ、ヒョン。
分かってるからさ。
｢じゃあ、なんですか？｣
そう言って、
テヒョニヒョンを救ってやれない俺は
情けないほど子供で、かっこわるい。
｢謝るようなことしたんですか？｣
何も悪くない。
ヒョンは何も悪くない。
｢何か、俺に悪いこと...｣
そう言った途端溢れ出した涙。
自分でも驚いた。
Aヌナとテヒョニヒョンのふたりには
俺では勝てない何かがあると
最初から分かっていたし、
好きな人の好きな人なんて嫌でもすぐに分かる。
そうやって折り合いをつけて
天秤を保とうと ついこの前までそう思って、
本当に、そう思っていたのに。
TH｢ジョングギ...｣
テヒョニヒョンが言葉を詰まらせているのが分かる。
｢ヒョンとヌナは、凄く..お似合いですよ｣
自分で言って、胸が苦しくなる。
TH｢ジョングガ、聞いて｣
TH｢僕はAさんを好きな気持ちを我慢できなかった｣
ジョングガは我慢してたのに、
ヒョンはそう続けた。
TH｢みんなにも
ただの友達になるって言っておいて 全然..｣
｢いいですよ、って
大丈夫ですよ、って慰めればいいですか？｣
TH｢..っ｣
｢俺が我慢できたのは、ただの逃げですよ
防弾のためとかヌナのためとか
そんなのただの言い訳で｣
そうだ、もうずっと分かってた。
｢ヌナとヒョンは、似てる、凄く｣
TH｢...ジョングガ｣
｢明日ヌナ借りてもいいですか？｣
TH｢別に僕のものじゃ｣
｢そんなんじゃ、俺 ヌナにキスするかも｣
TH｢ば...っ｣
｢嘘ですよ、ヌナはテヒョニヒョンのものですよ｣
｢好きだったから分かります｣
そう続けた。
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Tomorrow(プロフ) - jiaさん» こちらこそ細かいところをすみませんでした！これからも応援しています！ (2020年10月29日 12時) (
レス) id: aeb26b76f7 (このIDを非表示/違反報告)
jia(プロフ) - Tomorrowさん» Tomorrowさんコメントありがとうございます！細かい指摘ありがとうございます！確認しました。全くのノーマークな部分でご指摘を頂き気づきました。削除させて頂きましのでご理解賜りますようお願い申し上げます。お話についてありがとうございます。嬉しいです！ (2020年10月27日 22時) (レス) id: d7f52f7922 (このIDを非表示/違反報告)
Tomorrow(プロフ) - すいません､Caratです。BTSさんは舞い落ちる花びらを歌っていないと思います。もしわざとならすみません。ページ45の部分です。お話とても良かったです！ (2020年10月21日 4時) (レス) id: aeb26b76f7 (このIDを非表示/違反報告)
jia(プロフ) - あさん» あさんご返信ありがとうございます。教えてくださりありがとうございます。ただそのような歌は今初めて知り、作中にも使っておりません。なにか似ている歌と勘違いをされているかも知れません；； (2020年6月2日 9時) (レス) id: 9d35c7af12 (このIDを非表示/違反報告)
jia(プロフ) - ななさん» ななさんコメントありがとうございます！甘々な、、、！かしこまりました！笑最後まで見てくださりありがとうございました；；！ (2020年6月2日 9時) (レス) id: 9d35c7af12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：jia
| 作成日時：2020年5月10日 23時
